Trans Europe Express


フランス、ドイツなどヨーロッパの旅の話題を中心に、映画、音楽、ダンス、アート鑑賞記録も。
by AngeBleu
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カンヌから船で20分のパラダイス~サントノラ島

夏真っ盛りという感じのコート・ダジュールですが、まだ6月初旬。現地の友人はみんなお仕事で、平日の1日をひとりで過ごすことになってしまいました。夏のリゾート地でひとり、というのは、ちょっとさびしいものがありますねー。自然の中でひとり瞑想しながら歩けそうな場所は?……と考え、出かけたのがサントノラ島。カンヌ沖に浮かぶふたつの島、レランス諸島のひとつです。カンヌの旧港から、小さなフェリーボートで行くことができます。
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たった20分の船旅ですが、ちょっとだけ地中海クルーズの気分。海から見るカンヌの町並みがきれいです。
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島に着くと、そこはもう別世界。にぎやかなカンヌはすぐ近くなのに、正反対の静寂に包まれています。サントノラ島の歴史は古く、西暦400年頃、オノラという修道士が修道院を建てたのが始まり。島全体がシトー会修道院の所有で、今も30人ほどの修道士が中世の頃と変わらない祈りと瞑想の日々を送っているそうです。
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1周3kmほどの島の周囲は、緑の木陰が心地よいハイキングコースになっています。カトリックの島らしく、ところどころに古い礼拝堂が建っています。
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島のほぼ中央にあるレランス修道院。前庭ではちょうどラベンダーが花盛りでした。
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南国の花が咲き乱れ、甘い香りを放っています。
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音もなく行き過ぎていった修道士。ここでは外の世界とはまったく別の時間が流れているようです。

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船着場と反対側の海岸に出ると、波打ち際に建つ要塞修道院が見えてきます。海賊の襲来が絶えなかった11世紀頃、修道士たちの避難場所として建てられたものだそうです。
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要塞修道院の中は、飾り気もなくひたすら厳格な雰囲気。俗世間を捨て、神に身を捧げる決意をした修道士たちの気持ちが伝わってくるよう。
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屋上からはサントノラ島の全景を眺めることができます。レランス修道院の向こうには、レランス諸島のもうひとつの島、サント・マルグリット島、さらにその向こうにカンヌの町が見えます。
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サントロペ方面の眺め。いつまでも眺めていたくなる青い海。
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こちら側には小さな砂浜が続いています。森に囲まれてブドウ畑があるのがわかるでしょうか? このブドウ畑も修道院のもので、修道士たちによるワイン造りが行われています。地中海の小島で修道士たちが手造りするワイン……と聞くだけで、心ときめきますよね。生産量が少ないので、島の外ではほとんど手に入らないのだそうです。

お昼はサントノラ島でたった1軒のレストランで。運よく、海が目の前に見える最高の席に案内してもらえました。このレストランではなんと、修道院産の貴重なワインをグラスで味わうことができます。
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「Saint Pierre blanc 2007」
あー、おいしい~。さわやかで果実味たっぷり、こんな暑い夏の日にぴったりのワインでした。なんといっても、青く穏やかな海を眺めながら…というシチュエーションが最高です。ただ、場所がいいだけに、お値段は少々高め。ワインと生ハム入りサラダとアイスクリームのデザートだけで、40ユーロ……。まあ、滅多に味わえない心地よい時間を過ごせたのでよしとしましょう。
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by AngeBleu | 2011-07-21 23:48 | フランスところどころ

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