Trans Europe Express


フランス、ドイツなどヨーロッパの旅の話題を中心に、映画、音楽、ダンス、アート鑑賞記録も。
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美食の村、ムージャン

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南仏旅行最後の日、カンヌ近郊のムージャンMouginsという村に行きました。カンヌから内陸に10kmほど入った丘の上にあり、10分もあればひとまわりできるほど小さな村ながら、美食家たちの間では名の知られた場所です。カンヌに近いのに緑いっぱいで静かな環境のためか、昔からピカソやコクトーら多くの芸術家に愛されてきたそうです。1970年代、フランス料理の巨匠ロジェ・ヴェルジェ氏がレストラン「ル・ムーラン・ド・ムージャン」を開いてからは、世界中のセレブが集まるグルメの村として知られるようになりました。残念ながらロジェ・ヴェルジェ氏は数年前に引退されましたが、今も村には数多くのレストランが集まり、美食の村らしい雰囲気は健在です。
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おしゃれだけどリーズナブルで気軽に入れるレストランが多いようです。
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カンヌ映画祭の時期には映画関係者も多く訪れるとのことで、村の中のギャラリーやお土産屋さんもどこか洗練された感じです。

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村の真ん中にある「アンドレ・ヴィレール写真美術館」。入場無料だったので時間つぶしのつもりで入ったのですが、なかなか見応えがありました。アンドレ・ヴィレールの名は知らなくても、彼が撮ったピカソの写真は誰もが知っているはず。そう、あの有名な、裸で腕組みをしているかっこいい写真です。ヴィレールのほか、ドアノーやラルティーグら有名写真家による、ピカソのさまざまな表情が見られます。しかしピカソはどんなにリラックスしているときも目ヂカラはすごいんですよね…。ピカソは晩年の10年間をムージャンで過ごし、この地で生涯を終えました。ムージャンの村はずれにピカソが住んでいた家が今も残っているそうです。
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写真美術館のもうひとつの見どころ。それは3階の窓から見える風景です。ムージャンの村の赤い屋根の向こうに広がる緑、はるかにカンヌの町並み、そして青い地中海。沖に浮かぶのはレランス諸島。どこまでも明るく晴れ晴れとしたこの景色を見ていると、この小さな村が昔から現在に至るまで、多くの芸術家や映画スターに愛されてきた理由がわかるような気がします。
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by AngeBleu | 2011-08-14 23:03 | フランスところどころ

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