Trans Europe Express


フランス、ドイツなどヨーロッパの旅の話題を中心に、映画、音楽、ダンス、アート鑑賞記録も。
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エッシェンバッハ&パリ管のマーラーがネットで聴ける!

エッシェンバッハの誕生日記念コンサートの生中継、結局、パリ管のサイトからは見ることができず、「Arte Live Web」という映像配信サイトで同じものをやっていたので、そちらのほうで観ました。モーツァルトのピアノ協奏曲第12番と第23番。エッシェンバッハのピアノは、みずみずしく繊細で、そこはかとない暗さを帯びた、非常に美しい演奏でした。アンコールでは23番の第2楽章が再び演奏されました。モーツァルトの緩徐楽章の中でも最も深い悲しみをたたえたこの曲がアンコール曲として選ばれたことは、今日の演奏会が誕生日コンサートであると同時にお別れコンサートだということを感じさせ、しんみりとしてしまいました(エッシェンバッハは今シーズンでパリ管の芸術監督を退任)。このコンサート、「Arte Live Web」で5月20日まで観られるようです。

ところで、私は「Arte Live Web」という映像配信サイトを初めて知ったのですが、これすごいですね。オペラ・バスティーユの「ウェルテル」とか、チョン・ミョン・フン指揮のフランス国立放送管など、最近の演奏会がいろいろと配信されています。これからもチェックしなくては。

そして、パリ管のサイトでは、現在、マーラーの第2番「復活」を配信中です。エッシェンバッハとパリ管は、2006年9月から2009年10月まで、マーラーの交響曲全曲演奏に取り組んできました。これから1か月に1曲ずつ演奏順に配信されるとのことです。映像も凝っていておもしろいし、ネットで無料でこんなすごい演奏会が視聴できるなんて、信じられないです。相棒はあとで高額の請求が来るんじゃないの?なんて言ってます(笑)。ほんと、世の中進んだものですね。
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by AngeBleu | 2010-02-21 16:27 | 音楽

2月20日(土)エッシェンバッハ誕生日コンサート@サル・プレイエル(パリ)

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さきほど来たパリ管のメールマガジンで知ったのですが、本日(2月20日)、クリストフ・エッシェンバッハの70歳の誕生日記念コンサートが、パリのサル・プレイエルで行われ、パリ管のサイトで生中継されるそうです。演目は、モーツァルトのピアノ協奏曲12番と23番。インターネット中継とはいえ、エッシェンバッハの生ピアノが聴けるのがうれしい!! インターネット中継というものを見たことがなく、私のネット環境でも大丈夫なのか、少し不安ではありますが……とりあえず、フランス時間の17時(日本の深夜2時1時)を楽しみにしたいと思います。

インターネットコンサートについての詳細は、パリ管弦楽団公式サイトへ。
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by AngeBleu | 2010-02-20 13:41 | 音楽

2月18日(金)NHK芸術劇場『バレエ・リュス・プログラム』

NHKの「芸術劇場」(2月18日、22:30〜)で、2009年12月にパリのガルニエ宮で行われたパリ・オペラ座バレエ団『バレエ・リュス・プログラム』が放送されます。演目は「薔薇の精」(マチアス・エイマン、イザベル・シアラヴォラ)、「牧神の午後」(ニコラ・ル・リッシュ、エミリー・コゼット)、「三角帽子」(ジョゼ・マルティネズ、マリ・アニエス・ジロ)、「ペトルーシュカ」(バンジャマン・ペッシュ、クレールマリ・オスタ)。個人的には、ニコラ・ル・リッシュの「牧神」がすっごく楽しみです。

2009年は、バレエ・リュスが設立されてから100年目の記念の年だったそうです。そういえば去年の12月、ニース・コート・ダジュール空港を使ったとき、空港内のポスターや展示物がすべて「バレエ・リュス100年祭」のものでした。「バレエ・リュス」は一時、コート・ダジュールのモナコ(モンテカルロ)に本拠地を置いていたことがあるのです。「薔薇の精」は、モンテ・カルロのオペラ劇場で初演されました。私はよく夢想するのですが、もし一度だけタイムマシンに乗れるなら、迷うことなく1911年のモナコに行くでしょう。そして、ニジンスキーの薔薇の精、その伝説の跳躍を見るのです・・・・・・
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ニース空港にて。ニジンスキーの「薔薇の精」


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ペトルーシュカになって記念撮影?(^_^;)


バレエ・リュスとは(NHK『芸術劇場』の解説より)
1909年、フランス・パリでバレエ界に革新を起こした「ロシア・バレエ団」、フランス語で「バレエ・リュス」。ロシア人興行師ディアギレフが、ニジンスキーを含めたロシア帝室バレエ団のダンサーたちを率い、ストラヴィンスキーの音楽、画家バクストの舞台装置など最先端のロシア芸術を結集した伝説のバレエ団である。ピカソやジャン・コクトーなど、パリで活躍していた時代の寵児たちも大きく関わり、バレエ史上に残る数々の傑作を生みだした。

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by AngeBleu | 2010-02-18 17:32 | バレエ

ベルリン古楽アカデミー@厚木市文化会館(2月14日)

ベルリン古楽アカデミーの『ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会』。12日の東京公演が早々に完売してしまったので14日の厚木公演に行くことにしました。……でも厚木ってどこ?(すみません、関西人なもので、関東圏の地理は全然わからないんです)……とりあえずこれに乗れば確実に行けるだろうと思って新宿から「本厚木」行きの各駅停車に乗ったら、1時間半もかかってしまいました。遠かった~。でも、わざわざ出かけたかいがありました。本当にすばらしい演奏会でした!

ブランデンブルク協奏曲は、モダン楽器での演奏しか聴いたことがなく、派手派手しい宮廷音楽風な感じがちょっと苦手だったのですが……今回の演奏会に行って、この曲に対するイメージが180度変わりました。ベルリン古楽アカデミーの演奏は、キビキビと現代的で、なんとも爽快。(モダン楽器より古楽器のほうが現代的に聴こえるというのもおもしろいです)。実は私、1番から6番までの違いもよくわかってなかった(全部同じような曲に聴こえていた……)のです。なんと楽器編成がそれぞれまったく違うのですね。。

第1番:2本のホルン、3本のオーボエ、ファゴット、ヴィオリーノ・ピッコロのソロ
第2番:トランペット、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンのソロ
第3番:ソロ楽器がない弦楽合奏
第4番:ヴァイオリン、リコーダーのソロ
第5番:ヴァイオリン、フラウト・トラヴェルソ、チェンバロのソロ
第6番:低弦のみの弦楽合奏

実際に見たおかげで、どれが何番かばっちり覚えられました。視覚的にも大変楽しい曲ばかりです。音が次々と生まれてあちこち動き回る様子が目に見えるんです! 3番の第1楽章で旋律を高弦から低弦へ順に受け渡していくところなど、ゾクゾクしました。

ヴァイオリンのミドリ・ザイラーさんは、名前からして日本人の血をひいていらっしゃるのでしょうか? 4番の第1楽章のソロ、むちゃくちゃかっこよかったです。6番ですばらしいソロを披露したビオラの男女は終始実に楽しそうに演奏されていました。ときどき目を合わせてはハニカミ笑い(違うかな)、とても微笑ましかったです。ベルリン古楽アカデミー、次はいつ来日してくれるのでしょう。また必ず行きたいと思います。
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by AngeBleu | 2010-02-15 21:05 | 音楽

オランジュ音楽祭2010年

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オランジュの野外音楽祭「Les Choregies d'Orange」2010年のプログラムがすでに発表されています。

7月15日、18日 21:45
歌劇「トスカ」
指揮:ミッコ・フランク
管弦楽:フランス国立放送管
キャサリン・ネイグルスタッド(トスカ)、ロベルト・アラーニャ(カラヴァドッシ)

7月17日 21:45
オペラ・アリア・コンサート
指揮:ジョヴァンニ・アントニーニ
管弦楽:フランス国立放送管
ナタリー・デセイ、フアン・ディエゴ・フローレス

8月4日、7日 21:30
歌劇「ミレイユ」
指揮:アラン・アルティノグリュ
管弦楽:ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
ナタリー・マンフリーノ(ミレイユ)、フロリアン・ラコーニ(ヴァンサン)

8月6日 21:30
シンフォニー・コンサート(チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、交響曲第6番)
指揮:クワメ・ライアン
ピアノ:ファジル・サイ
管弦楽:ボルドー・アキテーヌ管弦楽団

より詳しい情報は、公式HPでどうぞ。

さすが有名な音楽祭だけあって、旬の指揮者、演奏家が揃ってます。オランジュ音楽祭は値段が高いといわれますが、一番安い席(オペラ50ユーロ、コンサート14ユーロ)でも、音はよく聴こえるし、劇場全体が見渡せてとてもおもしろいですよ。

問題は、オランジュにはホテルがあまりないので、泊まる場所を探すのが難しいこと(シャンブル・ドットのVilla d'Arcさんの場合、1年前からすでに予約が入っているそうです)。オランジュに宿がとれなかった場合、近郊の町(シャトーヌフ・デュ・パプ、アヴィニョンなど)に宿をとって、帰りはタクシーで、ということになります。行きで使ったタクシーに終演後迎えに来てもらうよう交渉しておくといいでしょう。

オランジュの町を歩く
オランジュのシャンブル・ドット「Villa de l’Arc」
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by AngeBleu | 2010-02-04 20:42 | 音楽

オランジュの町を歩く

「Villa de l'Arc」に泊まった翌日、オランジュの町を少し散歩しました。

オランジュはふたつの古代ローマ遺跡で有名です。

ひとつは、Villa de l'Arcの前にある凱旋門Arc de Triomphe
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門の建つ道は、ローマ時代にアルルとリヨンを結ぶ軍用道路として築かれました。その道が今もフランスの南北を結ぶ幹線道路、国道7号線として使われています。バカンスシーズンともなれば、パリから地中海岸に向かう車で大渋滞になります。その排気ガスのせいで、凱旋門は真っ黒に汚れていたのですが、去年1年ほどかけて大掃除が行われたそうです。おかげで今はこのとおりきれいになって、表面の彫刻もより見やすくなりました。ガリアでの戦闘のようすを描いた彫刻は、2000年前のものとは思えないほど生き生きとしています。

もうひとつの古代遺跡は、古代劇場Theatre Antique
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現存する古代ローマの劇場の中で、一番保存状態のいい劇場として知られています。劇場が築かれた1世紀といえば、日本はまだ弥生時代。その頃すでにプロヴァンスではこれほどの大建造物が築かれ、1万人の市民が演劇を楽しんでいたのですからねえ。驚かずにはいられません。夏の音楽祭ではこの劇場でオペラやコンサートが上演されます。
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舞台壁の裏側はこんな感じ。民家が密集する旧市街の真ん中に、高さ36m、幅103mという巨大な壁がそそり立っています。
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オランジュの市庁舎前の広場。真冬でも外のテラス席でお茶できるのは、さすがプロヴァンス。オランジュは、アルルやアヴィニョンなどに比べると、観光地らしい華やぎはあまり感じられません。レストランやおみやげやさんなど観光客目当てのお店も少ないです。でも住人にとっては、飾り気のない静かなこの町が居心地いいのでしょうね。

古代劇場の客席裏には、小高い丘が広がっています。丘の上までは急な石段を登らなくてはなりませんが、緑に囲まれた散歩道がとても気持ちよかったです。
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丘の上からは、オランジュの町並みと、遠くヴァントゥー山を見晴らすことができます。
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12月なのに、ぽかぽかとあたたかく、こんなかわいらしい花も咲いていたりして、もう春が来たのかしら?と錯覚しそうです。
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古代劇場を遊び場にしている猫ちゃんも、とっても気持ちよさそうでした。

*****

帰国後、1月初めに「Villa de l'Arc」のYasukoさんからこんな写真が送られてきました。
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12月下旬から寒波がやってきて、1月にはプロヴァンスでは何十年ぶりかという大雪が降ったそうです。1か月でこんなに風景が違ってしまうなんてびっくり!

オランジュのシャンブル・ドット「Villa de l’Arc」
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by AngeBleu | 2010-02-01 21:40 | 南仏プロヴァンス

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