Trans Europe Express


フランス、ドイツなどヨーロッパの旅の話題を中心に、映画、音楽、ダンス、アート鑑賞記録も。
by AngeBleu
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マラーホフの贈り物 Aプロ(5月18日)

ここ数年はパスしていた「マラーホフの贈り物」。一昨年の末、ベルリンで心奪われた「カラヴァッジオ」のパ・ド・ドゥが見られるというので、久々に行くことにしました。ボリショイ組が都合で来られなくなったとかで、当初のプログラムから大幅に変更がありましたが、私はどちらにしてもマラーホフとポリーナ・セミオノワ以外知らないし、結果的にマラーホフが出る演目がひとつ増えたので得した気分♪

マラーホフが出演した作品の感想です。

「ダイヤモンド」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:P・ I.チャイコフスキー
ポリーナ・セミオノワ&ウラジーミル・マラーホフ


ポリーナちゃんは25歳にしてすでに女王の風格。ただ、ロパートキナさんの圧倒的なダイヤモンドを観ているので、そこまでの感動はなかったかな。

「仮面舞踏会」より“四季”
振付:ウラジーミル・マラーホフ/音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ
ポリーナ・セミオノワ&ウラジーミル・マラーホフ
吉岡美佳、上野水香、田中結子、松下裕次、柄本武尊
東京バレエ団


ここでもポリーナちゃんの貫禄が光っていました。東京バレエ団の上野さん、吉岡さん、田中さんのほか、若手男性ソリストたちが一度に観られたのも楽しかった。特に吉岡さんの、春風のように軽く浮遊する踊りが素敵でした。けれど、振付はほんとにクラシックで目を瞠るところがなく、作品としては退屈……ですね。

「カラヴァッジオ」より第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:マウロ・ビゴンゼッティ/音楽:ブルーノ・モレッティ
ウラジーミル・マラーホフ&レオナルド・ヤコヴィーナ


当初はポリーナちゃんとのパ・ド・ドゥの予定だったのが、男性ふたりのパ・ド・ドゥに変更。この変更はうれしい!! 闇の中にくっきりと陰影を刻むふたりの肉体が、複雑に、ねっとりと絡み合います。あまりにもエロティックで、目のやり場に困る……とはいえ、10倍の双眼鏡で凝視しましたけどね(笑)。もう一度全幕で観たいです~(DVD買いそびれています)。

「瀕死の白鳥」
振付:マウロ・デ・キャンディア/音楽:シャルル・カミーユ・サン=サーンス
ウラジーミル・マラーホフ


マラーホフのソロ作品として、当初は「ヴォヤージュ」が予定されていましたが、本人の強い希望で、新作の「瀕死の白鳥」に変更されました。もしかしてチュチュ+トウシューズで踊るのか……と一瞬思いましたが、当然そんなことはなく、パンツ一丁のいつものマラーホフスタイル。無駄な動きをそぎ落としたシンプルな振付で、プリセツカヤの白鳥というより、ギリヤーク尼ヶ崎の「白鳥の湖」(「白鳥の湖」と称しているが、曲はサン・サーンス)を思い出してしまった(笑)。死を美化しない、生々しく、悲哀感が漂う白鳥でした。

この日一番感動したのは、実は上記のどれでもなく……フィナーレで見せてくれた、舞台を3歩で横切るグラン・フェッテでした。速い、高い、美しい! そうそう、マラーホフの魅力はこの誰よりも美しい跳躍だった!ということを思い出しました。これを見られただけで、今日は満足です。

もうひとつの収穫は、第3部で「椿姫」“第3幕のパ・ド・ドゥ”を踊ったマリア・アイシュヴァルトマライン・ラドメイカー(シュトゥットガルト・バレエ団)。第1部の「ボリショイに捧ぐ」から、美青年だなあと思っていたラドメイカーさん、容姿からして「椿姫」のアルマンが似合う、似合う。未熟で心の弱い青年の、これ以上傷つきたくない、でも愛さずにいられない!!という狂おしさが痛いほど胸に迫ってきました。アイシュヴァルトさんの影のあるはかなげなたたずまいも、マルグリットそのもの。難度の高いリフトの連続も全然危なっかしげな様子がなく、お見事でした。この日一番大きな拍手をもらっていたのはこのふたり。このカップルで『椿姫』全幕観てみたいです。
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by AngeBleu | 2010-05-19 19:45 | バレエ

東京バレエ団『オネーギン』(5月15日)

ジョン・クランコ振付『オネーギン』の東京バレエ団による日本初演(2日目)を観てきました。

オネーギン:木村和夫
タチヤーナ:斎藤友佳理
オリガ:高村順子
レンスキー:井上良太
グレーミン公爵:平野玲


いやー、よかったです。本家のシュトゥットガルト・バレエを観ている人は、日本人のオネーギンなんて……と思うかもしれませんが、私はこの作品を観るのは今回がはじめてなので、東京バレエ団のために作られたといわれても信じてしまいそう。そのくらい、踊り、衣装、舞台美術、すべてがぴったりとはまっていました。

なかでもすばらしかったのが、タチヤーナの斎藤友佳理さん。最初の場面から、田舎っぽくて地味だけれど内面から美しさがにじみ出ている少女……という雰囲気がよくでていて引き込まれました。オネーギンと出会ったときの心のさざめき、初恋の高ぶり。少女の繊細な心の動きが驚くほど伝わってきます。オネーギンの木村和夫さんも素敵でした。木村さんといえば、『ジゼル』のヒラリオンのイメージ(決して悪い奴ではないが粗野でKYな田舎者)だったのですが(それはそれで好き)、実は都会的でスマートな役が似合うとても美しいダンサーなのですね。

印象的な場面はいくつもありますが、なんといっても圧巻は3幕のパ・ド・ドゥ。踊り、演技……を通り越して、二人の心が火花を散らしてぶつかり合うさまを見ているようで、震えがくるほど。ラスト、ひとり立ち尽くし身もだえするタチヤーナの姿には、涙を流さずにはいられませんでした。カーテンコールで、斎藤さんと木村さんが互いに寄りかかるように立つ姿にも涙、涙。この世で結ばれることのなかったタチヤーナとオネーギンがあの世で結ばれる……という幻影のようにも見えました。

東京バレエ団は本当にいい作品をレパートリーに加えることができましたね。これからも何度も観たいし、ほかのキャストでもぜひ観てみたいです。
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by AngeBleu | 2010-05-16 16:47 | バレエ

アークヒルズのカフェ、そして屋上庭園

ゴールデンウイーク最後の日の5月5日。すでに書いたように、イーヴォ・ポゴレリッチのリサイタルを聴きにサントリーホールに行きました。開演は14:00でしたが、お天気がとてもよかったので、少し早めに出かけ、アークヒルズでブランチすることに。
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カラヤン広場の一角に「アークヒルズカフェ」という新しいカフェがオープンしていました。モダンで、テーブルの配置もゆったりしていて、なかなか雰囲気がいいです。
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カラヤン広場を見晴らすテラス席に陣取りました。・・・・・・が、なぜかパラソルがなかったので、日差しがガンガンあたって、ちょっと暑かったです・・・・・・。この日は最高気温27度でしたからね。
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パストラミビーフのルーベンサンド。チーズ、ザワークラフト入りでボリュームたっぷり。
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Tくんが頼んだ海鮮オイスターやきそば。

場所柄、お値段はちょっと高め。でも、休日らしい静かでゆったりとした時間が楽しめたので、よしとしましょう。

食事を終えてもまだ時間があったので、サントリーホールの周りをぶらぶら歩いてみました。
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カラヤン広場から、サントリーホール脇の階段を上っていくと・・・・・・
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ホールの屋上部分に、光と緑がいっぱいの庭園がありました。あまり人に知られていないのでしょうか。人影はほとんどありません。近所に住むマダム(?)が、木陰のベンチに座ってひっそりと読書をしておられました。
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オオデマリが花盛り。ほかにも清楚な白い花がいろいろ咲いていました。何層かに分かれて、小さな庭園がいくつも続いています。ローズガーデンもありましたが、残念ながら非公開だとのこと。
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高層ビル街の真ん中に、こんなに緑が豊かに生い茂る場所があったんですね。サントリーホールは夜の公演にしか来たことがなかったため、今まで気付きませんでした。

アークヒルズでは、5月15日(土)~29日(土)の15日間、「ローズフェスティバル 2010」が開催されます。カラヤン広場に200種類300株のバラが咲きみだれるローズテラスが設置されるほか、15日(土)と22日(土)には、普段は非公開のローズガーデンが特別公開されるそうです。これは楽しみ!
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by AngeBleu | 2010-05-10 22:34 | おさんぽ日記

イーヴォ・ポゴレリッチ ピアノリサイタル(5月5日)

2日前のピアノ協奏曲のせいでほてった体を冷やす間もなく、ポゴレリッチのピアノリサイタルの日がやってきました。

ショパン:夜想曲 ホ長調 op.62-2
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 op.58
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
***
ブラームス:間奏曲 変ロ長調 op.118-2
シベリウス:悲しきワルツ
ラヴェル:夜のガスパール


最初の夜想曲は、作品55-2の予定が、演奏会直前に作品62-2に変更されました。また後半に、当初は予定されていなかったブラームスの間奏曲が“演奏家の希望により”追加されました。

最初のショパン2曲は、2005年の公演プログラムと同じということになります。前回、ポゴレリッチ生演奏会がはじめてだった私は、ものすごいスローテンポに驚き、これは苦行か?拷問か?と思うような、極度の緊張を強いられ、途中で具合が悪くなったほど(通常25分ほどのピアノ・ソナタが40分以上もかかったのです)。ですが、今回は2度目ということもあり、覚悟ができていたので、わりと冷静に聴くことができました(そこまでして聴きたいんかい!といわれれそうですね。なんか、麻薬と同じで、一度体験するとやみつきになるのです……)。普通の演奏では外面の華やかさに隠れて見えなくなってしまうショパンの闇の部分を、ポゴレリッチは執拗にえぐり出して見せます。いわゆる優雅で甘美なショパンが好きな人には耐えられないのかもしれませんが、その優雅さ、甘美さゆえにショパンが苦手だった私は、ポゴレリッチの暴き出した、暗く、虚無的で、怪奇趣味的なショパンに、恐怖しながらも惹きつけられずにはいられません。

リストの「メフィスト・ワルツ」、ブラームスの間奏曲、シベリウスの「悲しきワルツ」……と、作曲者は変わっても、基本的なアプローチは同じ。悪魔的、催眠的なムードは変わりません。黒魔術の儀式のような時間が続きます。「悲しきワルツ」では、いつまでたってもワルツなんて始まらず……。いつしか意識が遠のき、かなーり長い夢を見て、最後の一音ではっと目が覚めました。演奏会で寝てしまうなんてはじめてだわ。しかし、次の「夜のガスパール」は圧巻の演奏でした。ラヴェルの描いた怪奇、幻想の世界がリアルなイメージとして目の前に広がるという恐るべき体験をしました。

時間の感覚がわからなくなり、終わったときは、一夜を過ごしたような、一瞬の出来事だったような、不思議な気分でした。ホールを出たのは17時20分過ぎだったので、たっぷり3時間以上の演奏会だったことになります。

心にも体にもずっしりとくる、ヘヴィーな演奏会でした。しばらくの間、ピアノ曲は聴きたくない感じです。
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by AngeBleu | 2010-05-06 01:33 | 音楽

ラ・フォル・ジュルネ2010(5月3日)

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「ラ・フォル・ジュルネ2010」2日目の5月3日に聴いた3公演の感想です。

公演No.252 ホールD7 11:45-12:30
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
ラヴェル:蛾(「鏡」より)
ラヴェル:悲しい鳥たち(「鏡」より)
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調
ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調
ドビュッシー:水に映る影(「映像第1集」より)
ショパン:子守歌 変ニ長調
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調
ラヴェル:洋上の小舟(「鏡」より)


アンヌ・ケフェレックを一度聴いてみたかったのと、ショパンのピアノ曲で一番好きな「舟歌」が入っているから選んだ公演。ショパンの作品の中でも、フランス的、印象派的な色彩の強い曲に、ショパンに影響を受けたフランスの印象主義の作曲家たちの作品を交えた、非常に興味深いプログラムです。「水と大気を感じながら、あてどのない旅に出るような時間にしたい」というケフェレックさんの言葉どおり、いつしか心は小さな会場から飛び立ち、さわやかな風に吹かれながら、水面にきらめく光や、葉の間からしたたる光を見ているような気分に……。なんともいえない幸福感に包まれる、夢のような1時間でした。

公演No.253 ホールD7 13:30-14:15
タチアナ・ヴァシリエヴァ(チェロ)
ジャン・フレデリック・ヌーブルジェ(ピアノ)
アルカン:チェロとピアノのための演奏会用ソナタ ホ長調
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調


去年リサイタルを聴いて以来お気に入りのピアニストになったジャン・フレデリック・ヌーブルジェが出演。チェロ・ソナタとはいえ、どちらの曲も、ピアノが同等に活躍し、技巧的な聴きどころがいっぱいでした。知的で端正でありながら、若いエネルギーがはじけるようなジャン・フレデリックのピアノは相変わらず魅力的。タチアナさんのチェロも同じくみずみずしさにあふれたすばらしいもの。ふたりの息もぴったりあって、胸のすくような演奏でした。
(帰宅してラジオをつけると、ちょうどNHK・FMにジャン・フレデリックが生出演してインタビューに答えていました。それによると、彼は24時間前にアメリカでコンサートをして、その足で日本に向かって、今日7公演をこなしたそうです。すごい。若いっていいなあ。)

公演No.213 ホールA 14:30-15:30
イーヴォ・ポゴレリッチ(ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ゲオルグ・チチナゼ(指揮)
エルスネル:交響曲 ハ長調
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調


前の公演が終わった時点で、この公演が始まる15時30分をすでに過ぎていました。そりゃ、チェロ・ソナタ2曲やって45分で終わるわけないよねえ。終わるやいなや、拍手もそこそこに(ほんとごめんね)ホールD7からホールAへ走りました。ホールAに着いたときには、すでに1曲目の交響曲は始まっていて、これが終わるまで扉の外で待つことになってしまいました。スピーカーから流れてくる曲を聴くと、ハイドン風のごくごく普通の古典派の交響曲だったようです。次のピアノ協奏曲までの腕ならしみたいなもの?

そしていよいよポゴレリッチ登場(以下「ポゴたん」と略します)。何年か前のリサイタルで聴いたあまりにも異様なショパン(ピアノ・ソナタ第3番)が忘れられず、楽しみ、というよりは、怖いもの見たさ的な気持ちでやってきました。果たして、あの個性的というか、ムチャクチャな(笑)演奏に、オーケストラが合わせられるのか!?

今回も、最初の1音からポゴたん節炸裂!! スローというのを通り越して、音がひとつひとつ分解されてしまって……なんの曲をやっているのか、わからなくなってしまうほどです。耳に心地よい、甘美でロマンチックなショパンはどこにもありません。ひたすら暗く、苦悩し、立ち止まり、慟哭するショパン。それなのに……壮絶に美しいんです。好き嫌いはさておいて、ここにいたすべての人が、何かとてつもなくすごい演奏会に立ち会ったという気持ちになったのではないでしょうか。驚いたのは、意外にもオーケストラがポゴたんによく合わせていたこと。変幻自在のテンポにしっかり寄り添って、ときにはともにすすり泣き、ときにはやさしく包み込むような……すばらしい伴奏だったと思います。

あと、聴衆の集中力もすごかった。5000人収容のホールは満席。ポゴたんをはじめて聴く人、そしておそらくはクラシックの演奏会自体はじめてという人も少なくなかったであろう会場で、全員が身じろぎもせず耳をそばだてていたのは奇跡のよう。あるいはポゴたんの黒魔術で金縛りにあっていたのか。私もそういう状態でした。

演奏が終わると、緊張が一気に溶けたように大ホールはものすごい拍手と歓声に包まれました。ポゴたんは非常に満足げな顔で指揮者にほほえみかけ、自分で楽譜を持って退場。その堂々たる姿は、まるで花道を歩く横綱(笑)。ポゴたん、いつのまにそんな風格を身につけたの? 1990年代のCDジャケットの、ちょっと不良っぽい華奢な美少年とはまったくの別人です。

ここまでですでに終演予定時刻をかなり過ぎていたのに、ポゴたん、再度楽譜を抱えて登場しました。なんと、まさかのアンコール! 第2楽章を再び全曲演奏してくれたのです。最初の演奏とは微妙に変えてきていたような気がします。先ほど聴いた時とはまた違う感慨におそわれ、涙にむせんでしまいました。

ポゴたん初体験だった相棒Tもすっかり気に入ったようです。5月5日にはサントリーホールでリサイタルがあります。ますます楽しみになってきました。
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by AngeBleu | 2010-05-04 20:36 | 音楽

ラ・フォル・ジュルネ2日目~まずは食べよう

「ラ・フォル・ジュルネ2010」2日目の5月3日。今日は3公演を聴きます。1回目の開演が11:45で、その後、3回目の終演(15:30頃)まで休み時間がほとんどないので、まだ朝の10時半ですが、早めのお昼ご飯を食べることにしました。

ラ・フォル・ジュルネで、音楽と同じくらい楽しみにしているのが、国際フォーラムの中庭に出る屋台のご飯です。世界各国の料理の屋台がずらりと並び、ちょっとしたテーマパークのような楽しさ。どれにしようか、いつも迷ってしまいます。
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イスラエルのファストフード、ファラフェルの屋台を見つけました。ファラフェル屋さんはパリのマレ地区でよく見かけましたが、日本で目にするのははじめて。
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ファラフェル(550円)。ひよこ豆のコロッケと生野菜、ピクルスをピタパンではさんで食べます。ひよこ豆のコロッケはスパイスがきいていて、お肉が入っていないのに食べごたえたっぷり。おいしかったです!!
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相棒Tはカレーの屋台に引き寄せられてました。
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ココナツチキンカレーは、量も十分あって、満足げなT君でした。

国際フォーラムの屋台村は、普段は平日のお昼に出ているそうです。丸の内界隈で働くビジネスマンが「安い、早い、おいしい」ランチを食べに来る場所なのです。曜日ごとに出店する屋台が変わるから、毎日来ても飽きなさそう。このあたりで働く人がうらやましいなあ。

あれ? なんか、食べものの話ばかりになってしまいました。今日のメインはもちろんこのあとの演奏会です。今年はチケット取りにわりと気合いを入れたので、期待できる公演ばかり!! ラ・フォル・ジュルネ初登場の、あの鬼才ピアニストも聴きますよ~。感想はまたのちほど……。
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by AngeBleu | 2010-05-03 19:55 | おさんぽ日記

ラ・フォル・ジュルネ2010(5月2日)

「ラ・フォル・ジュルネ2010」のテーマはショパンですが、私が1日目に聴いたのは、ショパンではなくメンデルスゾーンの曲。オラトリオ「パウロ」です。

この曲は、去年買った「ハルモニアムンディフランス宗教音楽BOX」に入っていたのを聴いて興味を持ちました。もちろん実演に接するのは初めてです。演奏会で取り上げられること自体非常に珍しいようなので、この機会を楽しみにしていました。

指揮はミシェル・コルボ、演奏はローザンヌ声楽アンサンブルとシンフォニア・ヴォルソヴィア。すばらしい作品、すばらしい演奏でした。特に、合唱は本当に神がかり的な美しさ。2時間休憩なしの長丁場でしたが、まったく退屈する部分がありませんでした。

新約聖書の中でも「使徒行伝」はあまり熱心に読んでいないのですが、「サウロの回心」のくだりだけはよく読み返します。私はキリスト教信者ではないので、宗教的な意味ではなく、ひとりの人間の劇的な生まれ変わりの物語として、心ひかれるのです。

オラトリオ「パウロ」でも、一番盛り上がるのが、「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」という天からの声(女声合唱)が響く第14曲あたりから。「立ち上がり、光となれ」という力強い合唱に続いて、バッハの有名なコラール「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」が歌われると、もう涙腺崩壊していました……。

パウロの物語は、ユダヤ人でありながらプロテスタントに改宗したメンデルスゾーンにとっても切実なテーマだったのではないかと想像します。ハルモニアムンディBOXに入っているヘレヴェッヘ盤も、聴き込んでいこうと思います。演奏会場で歌詞の対訳(300円)を買おうかどうか迷ったのですが、買っておいてよかった。これからも末永く役立ちそうです。
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by AngeBleu | 2010-05-03 01:07 | 音楽

日比谷公園散歩

4月までの天候不順が嘘のように、ゴールデンウイークに入ってから毎日青空のいいお天気が続いています。

今日(5月2日)は、東京丸の内で行われている音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」の1日目。すっかりゴールデンウイークの行事として定着した音楽祭、私もここ数年、毎年出かけています。今日の予定は19時30分からの1公演だけなので、国際フォーラムに向かう前に、近くの日比谷公園をお散歩することにしました。
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まずはお昼ご飯。日比谷公園ってそれほど大きな公園ではないですが、中に4軒ほどのレストランがあって、この季節はどこも心地よさそうなオープンテラス席を出しています。私たちは、この「日比谷茶廊」というお店に入ることにしました。緑に囲まれ、さんさんと太陽がふりそそぐテラス席が、本当に気持ちよく、都会の真ん中にいることを忘れそうになりました。ビールのメニューも充実していたようなので、もっと暑くなったらビヤガーデンとして使うのもよさそうです。
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「ガバオ」というタイご飯。鶏とハーブの炒めご飯で、タイの屋台料理の定番だそう。おいしかったです。
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日比谷茶廊のお隣に、瀟洒な山小屋風洋館が……。ここはパーティー会場になっているのでしょうか。ウエディングが行われていて、前で記念写真を撮っていらっしゃいました。すばらしいお天気に恵まれなにより。
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鶴の噴水がある池の畔の藤棚が、ちょうど見ごろを迎えていました。
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よくある藤の名所ほど、見事な垂れ下がり方ではないですね。
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藤棚に仕立てられていない藤もあり、こちらのほうが花がよく見えてきれいでした。
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煙るように淡い紫。なんとんも神秘的な色にうっとり。

公園でゆっくり過ごしたあと、銀座のデパートで香水を探したり(目当てのものは見つからなかった)、山野楽器をひやかしたり(新譜試聴コーナーでチェリビダッケ&ミュンヘン・フィルのブルックナー第8番の第4楽章を全部聴いた)、国際フォーラムについたときには、もうくたくた。今からコンサートなのに、大丈夫かなと思うほど疲れてしまっていましたが……。

メンデルスゾーンのオラトリオ「パウロ」。すばらしくて、疲れなど一気に吹き飛んでしまいました!! このコンサートの感想はまた改めて。
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by AngeBleu | 2010-05-02 23:48 | おさんぽ日記

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