Trans Europe Express


フランス、ドイツなどヨーロッパの旅の話題を中心に、映画、音楽、ダンス、アート鑑賞記録も。
by AngeBleu
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

新宿御苑の花(2011年3月27日)

あと数日で4月だというのに、冬コートとマフラーが手放せない毎日が続いています。このまま春は来ないのかしら?と不安になってしまうほど……。でも、当たり前だけど、自然は決して季節を忘れることはありません。

3月最後の日曜日、久しぶりに訪れた新宿御苑。冷たい風にも負けず、早咲きの桜が少しずつ咲き始めていました。
b0163474_2185193.jpg
b0163474_2116442.jpg
去年の今ごろ、桜園地はどの木も満開でしたが、今年はこの寒さでだいぶ開花が遅れているようです。そんな中で唯一花盛りを迎えていたオオカンザクラ。

b0163474_21113465.jpg
イギリス庭園近くの、濃いピンク色がかわいらしいヨウコウ。こちらはまだ3分咲きといったところ。

b0163474_2112430.jpg
下の池の畔のしだれ桜。1本だけ満開になっていました。
b0163474_21122721.jpg
この世のものとも思えない美しさです。

b0163474_21135797.jpg
今にも開きそうなソメイヨシノのつぼみを見つけました。人間の世界のゴタゴタをよそに、花たちは着々と春の準備を始めています。

b0163474_21152024.jpg
樹齢100年を超えるというハクモクレンの木。
b0163474_21244192.jpg
満開のハクモクレンの花が、たくさんの祈る手のように見えました。
[PR]
by AngeBleu | 2011-03-28 21:30 | おさんぽ日記

ぜんぷくトリヲの「いのちのオンパレード」(2011年3月26日@珈琲問屋Pベリー)

b0163474_16421170.jpg

2週間ぶりに電車に乗って(非常な怖がりなので、地震以来電車に乗れないでいた……)、ぜんぷくトリヲのマイムショー「いのちのオンパレード」を観に行きました。ぜんぷくトリヲは、3人のパフォーマー(橋本フサヨ、小泉文乃、鈴木秀城)が組んだマイムアンサンブル。杉並区の善福寺公園で練習をしているからこの名が付いたそうです。

今回の公演のテーマは、「ペイネの世界」。シルクハットの青年(鈴木さん)とほっそりとした美少女(小泉さん)、そしてふたりにちょっかいを出す「かまってちゃん天使」(フサヨさん)が、喫茶店の小さな舞台を駆ける、翔ぶ! 小さなハートマークがいっぱい飛び交うような、素敵なコメディーでした。

フサヨさんがいつも見せてくれるのは、半径1m以内の小さな愛、ささやかな幸せ。でも、それさえあれば、人は生きていけるのだなあーと、しみじみ思いました。

帰りは吉祥寺に寄り、ハモニカ横丁のバーで1杯。地震以来の「消費の自粛」ムードで、“サービス業は大打撃”“夜の銀座は真っ暗”なんてニュースもありますが、吉祥寺はいつもどおりの賑わい。どのお店も人でいっぱいでした。ただ、節電で照明を控えめにしているため、街全体が暗いのは確かです。私はコンビニなどの白い蛍光灯が大の苦手だったので、この雰囲気は大歓迎。ヨーロッパの夜もこんな感じですよね。どの店も外から見ると真っ暗なのですが、窓をのぞき込んでみると、中ではいくつもの小さなローソクの灯を囲んで人々が語り合っている……という光景。日本人もこの機会に、夜の暗さとほのかな灯りを楽しめるようになればいいですね。
[PR]
by AngeBleu | 2011-03-27 16:46 | おさんぽ日記

心を溶かす言葉

ここしばらく、家にいるときはほぼ常にネットを見ている状態。でも、恐怖を煽る言葉にも、根拠のない慰めにも疲れ果てた。今はただ、やさしさだけに触れていたい。

ベルリン中央駅さんが紹介してくれたベルリン・フィルからの日本へのメッセージ。
http://www.youtube.com/watch?v=od49LF_x30w

ヴァイオリンのゼバスティアン・ヘーシュさんと音楽監督のサイモン・ラトルさんの力強く暖かい言葉。まだ公式には発表されていなかった来日についても言及してくれた。どこよりも早く東京からの退避勧告を出したドイツ。そして何よりもすでに放射能パニックが始まっている日本。来日は実現するのだろうか。それでも、彼らの思いやりの言葉は本当に心にひびくもので、とてもうれしく励まされた。

それから、ヌーブルジェファンのmykumaさんがブログで紹介してくれた、ダニイル・トリフォノフさんの日本への祈り。
http://www.facebook.com/video/video.php?v=1728150877206&oid=106788725326

音の中に、彼の祈り、思いがあふれている。
泣きたいけれど、泣けない。そんな人にぜひ、聴いてほしい。

被災者でもないのに「何もできない無力感」「収入減による生活不安」「放射能という見えない恐怖」などなどで、うちひしがれている私。弱くて怖がりで役立たずなのは事実。その事実を見つめながら、これからも生きていきたいと思う。
[PR]
by AngeBleu | 2011-03-23 21:04 | 音楽

ヴォルフガング・ヴァーグナー没後1周年記念行事ならびにシンポジウム開催継続のお知らせ

大地震から1週間が経ちました。私は幸い何の被害もなく、もともと徒歩通勤なので問題なく仕事を続けられることに感謝するばかりです。そして、(自主的)停電の夜は、自分が今まで何をしてきたのか、これから何ができるのかを考える貴重な機会となっています。

今日、ドイツ語関連書籍の編集を手がける知人から、あるイベントの案内をいただきました。現在、欧州系航空会社が次々と成田便を引き上げ、在日外国人が東京を離れつつあります。そんな折、東京は今のところ安全であり、文化の灯は消えていないことを世界中に伝えるべく、イベント開催を決断された主催者の方々に敬意を表したいと思います。以下に、シンポジウム開催継続のお知らせを引用させていただきます。

---------------------------------------------------------------

東北・関東大震災と二次災害の中、皆様には大変な毎日をお過ごしの事と拝察いたします。くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。在外公館に配慮して、政府省庁が公式行事の大半を延期している中、学術芸術セクターとして出来る努力を、と考え、私共は以下の国際発信記念行事とシンポジウム「アート・マネジメントの系譜学」を、予定通り2011年3月21日に挙行することと致しました。

期日 2011年3月21日 日本時間  18時~20時30分(ドイツ時間 10時~12時30分)
主催 ワーグナー・シンポジウム実行委員会
場所 慶應義塾大学 三田キャンパス 北館ホール
入場 無料
ストリーミング配信
ドイツ語 http://www.ustream.tv/channel/dj150-20110321
http://www.tajimitomotaka.info/sjk/?p=50
日本語 http://www.ustream.tv/channel/dj150-20110321jp
http://www.tajimitomotaka.info/sjk/?p=57

これに先立ちまして、同一会場にて14時から17時まで、日独修好通商150年記念行事前半として作曲家・湯浅譲二氏作品のワークショップ・シンポジウムと演奏が行われます。

ドイツを始め各国に、被災のなか日本の学術芸術の足元が揺るいでおらぬこと、責任をもって確かにお伝えしたく思っております。余震などない限り、東京都内は二次災害も安全で、交通や停電も連休二日目であることから平穏が予想されます。皆様には、どうか宜しくお取り上げのほど、お願いを申し上げます。

3月17日
ヴァーグナー・シンポジウム実行委員会

本件のお問い合わせ先
慶應義塾大学独文学科 粂川麻里生(実行委員長)
港区三田2-15-45 電話03-5427-1517 mario@myad.jp

日独修好通商150年記念公式行事
Deutschland- Japan: 150 Jahre Freundschaft
ヴォルフガング・ヴァーグナー氏逝去一周年記念シンポジウム
Gedenksymposion für Wolfgang Wagner
アート・マネージメントの系譜学
Genealogie des Kunstmanagements


趣旨:リヒャルト・ヴァーグナーの楽劇と独自の総合芸術構想は、音楽芸術の一領域であるにとどまらず、諸芸術を綜合するとともに芸術と公共生活の関係を根本的に問い直すポテンシャルを高度に内包していた。しかし、ヴァーグナーの死後ヨーロッパは戦禍の時代となり、彼の芸術もその政治性とある種の祝祭性ゆえに重い運命を担わざるをえず、そこに本来秘められていたはずの重要な可能性の多くはいわば「封印」されることとなった。21世紀もその最初の十年を経過し、あと2年でヴァーグナーの生誕200周年を迎える今日、諸メディアの著しい発達と、世界的政治情勢の変化、人文系・自然科学系の諸学芸の領域横断的な成果蓄積を顧みるなら、歴史を着実に踏まえつつヴァーグナー芸術の存在意義と「総合芸術」の理念を他角度から議論しなおす時期が到来していると思われる。おりしも今年は、19世紀から20世紀前半を多くの点でパラレルな関係の中で経験した日本とドイツの国交が150周年を迎える。長らくバイロイトの中心人物として活躍し昨年惜しくも逝去されたヴォルフガング・ヴァーグナー氏の仕事を振り返りつつ、芸術と歴史、政治、そして公共社会を関連付ける仕事を広義の「アート・マネージメント」と位置づけながら、あらたな出発点を構築するための議論を深める機会を持ちたい。

東北・関東大震災の状況下、国際的な援助の手を差し伸べて頂く中で、学術芸術セクターとして「日独修好通商150年記念行事」を予定通り挙行して、東京から世界に発信するところから、復興への一助ともなれば幸いである。

●プログラム
 開会 - 総合進行 司会 粂川麻里生
 祝辞   ドイツ連邦共和国大使館文化担当官 ハラルド・ゲーリッヒ博士
      元クウェート大使・タイ大使 津守滋様
      (桐蔭横浜大学・立命館アジア太平洋大学・大阪芸術大学客員教授)
 顕彰   ヴォルフガング・ヴァーグナー氏に:
       東京クラング・フォールム

シンポジウム「アート・マネジメントの系譜学」

基調講演 吉田 真(慶應義塾大学講師)
「ヴォルフガング・ヴァーグナー 人と業績」

パネルトーク 司会 粂川麻里生(慶應義塾大学教授 実行委員長)
 湯浅譲二 (作曲家)
 高辻知義 (東京大学名誉教授 実行委員会最高顧問)
 吉田 真
 平田栄一郎 (慶應義塾大学准教授 実行委員)
 伊東 乾(作曲家・指揮者、東京大学准教授 実行委員会音楽監督)

閉会の辞 高辻知義

主催 ヴァーグナー・シンポジウム実行委員会
共催 慶應義塾大学アートセンター・アーカイヴの思想研究会
  慶應義塾大学SFC研究所湘南音楽音響ラボラトリー
    東京大学大学院情報学環作曲=指揮・情報詩学研究室
    湘南実験工房
    ベルリン・ラオムムジーク・コレギウム
協力 駐日ドイツ連邦共和国大使館
    日本国外務省欧州局中東欧課
後援 野村財団
    東京クラング・フォールム

Gedenkfeier anläßlich des einjährigen Todestages von Dr. Wolfgang Wagner

Zeit: am 21. März 2011, 18-20Uhr30, 10-12Uhr30
(MEZ, voraussichtlich Simultanübertragung durch Internett nach Deutschland)
Ort: Großer Hörsaal im Erdgeschoss des Nord-Bau(Kita-kan) auf dem Mita-Campus, Universität Keio,Tokyo
Live-Streaming-Kanal:
Deutsche Sprache http://www.ustream.tv/channel/dj150-20110321
http://www.tajimitomotaka.info/sjk/?p=50
Japanishe Sprache http://www.ustream.tv/channel/dj150-20110321jp
http://www.tajimitomotaka.info/sjk/?p=57

Moderator Prof. Mario Kumekawa(Germanist,Universität Keio, Phil. Fak.)
Grußworte:
Dr. Harald Gehrig (Kulturattache der Deutschen Botschaft in Tokyo)
Herr Shigeru Tsumori (ehmaliger Botschafter in Kuwait und Burma, und Generalkonsul in Berlin und München)
Überreichung des Ehrengeschenkes zum Andenken des seligen Herrn Wolfgang Wagner an die Leiterinnen der Bayreuther Festspiele, Frau Eva Wagner-Pasquier und Frau Katharina Wagner:
Prozellanvasen des Meisters Sakaida Kakiemon XVI.
Tomoyoshi Takatsuji (Germanist, Prof. emerit. der Uni. Tokyo)
Tomohiro Ohsawa (Akustikwissenschaftler, Uni. Keio)

anschließend

Gedenksymposium „Genealogie des Kulturmanagements“
Hauptreferat: „Wolfgang Wagners Leben und Wirken “ Makoto Yoshida, Dozent an der Uni. Keio
Podiumdiskussion
Moderator: Mario Kumekawa
Joji Yuasa (Komponist) Tomoyoshi Takatsuji Makoto Yoshida
Eiichiro Hirata(Germanist, Prof. der Uni. Keio)Ken Ito(Komponist-Dirigent, Prof. der Uni.Tokyo)
Schlussworte: Tomoyoshi Takatsuji

Veranstalter: das Wagner-Symposiumkomitee
Präsident; Tomoyoshi Takatsuji, Regie; Mario Kumekawa Musikalische Leitung; Ken Ito
Mitveranstalter: the Artcenter der Universität Keio, das Raummusik-Kollegium Berlin
Unstützung: the Nomura-Foundation, das Klangforum Tokyo
[PR]
by AngeBleu | 2011-03-18 18:10 | 音楽

春の花束

b0163474_21195375.jpg
誕生日にTくんからもらったお花。17世紀オランダ絵画に描かれた花のような、ニュアンスのある色あいがきれいです。大好きなミモザも入っています。

暖かくなったと思ったら、また冬に逆戻りして雪が降ったりする今日この頃。でも、日差しは確実に1か月前より明るく、一歩一歩春が近づいていることを感じます。
[PR]
by AngeBleu | 2011-03-08 21:21

中村藤吉の「生ちゃこれーと」

「甘いものは週末だけ」と決めて以来、週の終わりに近づくにつれ、仕事中もふと気がつけばお菓子のことで頭がいっぱいになっていたりします(笑)
b0163474_23272734.jpg
今週のお菓子は、京都の友人がクール宅急便で送ってくれた「生ちゃこれーと」。京都の宇治茶専門店「中村藤吉」の抹茶チョコです。前から一度食べて見たかったんですよね~。うれしい~♪
b0163474_23281829.jpg
いかにも「抹茶です!」って感じの鮮やかな緑。口にいれるとクリームのようにふわりと溶けて、抹茶のさわやかな香りが広がります。実は私は和菓子が苦手なので、抹茶ケーキや抹茶チョコなどあまりおいしいと思ったことはなかったのですが、このチョコレートは絶品です。さすが宇治茶専門店だけあって、抹茶が本当に新鮮で風味豊かなんです。
b0163474_23283639.jpg
ミルクチョコレートも甘すぎず濃厚すぎず、ちょうどいい感じ。奥は、栗入り抹茶フィナンシェ。栗1個丸ごと入っていて、とてもぜいたくな味でした。

中村藤吉のホームページはこちら
[PR]
by AngeBleu | 2011-03-07 23:35 | お菓子

新宿のミモザ

2、3日前、コート・ダジュールの知人から「今、ミモザが花ざかりです」というメールをもらいました。ミモザは南仏に春の到来を告げる花。真っ青な空を背景に風に揺れる黄色い花が脳裏に浮かび、思わず遠い目になってしまいました……。

3月最初の土曜日。東京は久しぶりに寒さもやわらぎ、まさにコート・ダジュールの空を思わせるような青空が広がっています。そういえば、東京にもミモザの木があるのでした。きっともう咲いているはず。
b0163474_14472918.jpg
咲いていました! 新宿のど真ん中、ビルの谷間でけなげに可憐に。
b0163474_14475162.jpg
ここは私が知っている唯一の東京のミモザの名所。髙島屋から紀伊国屋書店に行く途中の街路樹にミモザの木が5本ほどあるのです。全体としてはまだ2分咲きというところでしょうか。これから気温が上がるにつれ咲き進んでいくことでしょう。
[PR]
by AngeBleu | 2011-03-06 14:53 | おさんぽ日記

映画『白いリボン』

b0163474_1961951.jpg
渋谷のユーロスペースのレイトショーで、見逃していたミヒャエル・ハネケの『白いリボン』を鑑賞。久々に最初から最後までずっしりと高密度な映画を観ました。舞台は、1910年代の北ドイツ。中世さながらの荘園制度が残る農村で起こった一連の不吉なできごとが描かれていきます。サスペンス仕立てではありますが、決して謎解きが主眼ではありません。事件の真相ははっきりと示されることはなく、ただただ村の中に漂うなんともいえない不穏な空気、閉塞感が淡々と描写されていきます。その息苦しさ、いやらしさといったら……。

タイトルの「白いリボン」は、牧師である親が悪いことをした我が子につける罰の印。「おまえたちの純真を守るために」と牧師は言いますが、実は抑圧の象徴なのです。終盤近くで、村に「サラエボ事件」の一報が飛び込み、この物語が1914年、第2次世界大戦前夜のできごとであったことが明かされます。歴史のその後を知っている私たちは、村人たちがその後、数十年にわたってさらなる抑圧のもとで生きることを想像し、暗澹とした気持ちにならずにはいられません。それにしても、『ピアニスト』もそうでしたが、この監督は、抑圧下の人間の心理を描いて観る者を不快な気持ちにさせるのが本当にうまいです。

『白いリボン』公式ホームページ
http://www.shiroi-ribon.com/

ユーロスペースでのレイトショー(21:00~)は、3月11日(金)までです。
[PR]
by AngeBleu | 2011-03-05 19:17 | 映画

最新のトラックバック

コンクリートになったオス..
from ベルリン中央駅
オランジュのシャンブル・..
from Trans Europe E..
『素顔のベルリン』が完成..
from ベルリン中央駅
マラーホフの『カラヴァッ..
from Trans Europe E..

検索

ブログパーツ

汗と脂肪の関係

ファン

ブログジャンル

画像一覧