Trans Europe Express


フランス、ドイツなどヨーロッパの旅の話題を中心に、映画、音楽、ダンス、アート鑑賞記録も。
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タグ:ベルリン ( 18 ) タグの人気記事

田中悦子・槇原瑛一 カンペール城展(ベルリン)

ドイツ・ベルリン郊外の素敵なお城で開催中の展覧会のお知らせです。ベルリン在住の画家、田中悦子と槇原瑛一の二人展です。
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会場は、ベルリンの北西およそ100kmのカンペール城Schloss Kampehl。
「とても素敵な会場で、夢見ているよう」と悦子さん。
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ふたりの作品は、まるで昔からここに飾ってあったかのように、この古い城館の雰囲気に溶け込んでいます。
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6月19日に開かれたオープニングパーティーの様子。バカンス前の開放的な気分が伝わってきます。

カンペール城のあるノイシュタットNeustadt(Dosse)へは、ベルリン中央駅から1時間ごとに出る快速列車REで約50分。駅からお城までは2kmほど。のんびり田舎道を歩いて30分だそうです。お天気のいい日にピクニックがてら出かけると気持ちよさそう♪

カンペール城の名物(?)は、なんと「ミイラ」!! 城のそばの教会には、17世紀の城主だったコルネット・クリスチャン・フリードリッヒ・フォン・カレブツのミイラが安置されているのです。

Schloss Kampehl
Dorfstraße 35, 16845 Neustadt (Dosse)
2010年6月19日~7月30日
11:00〜17:00(月・火曜休み)

展覧会を紹介する新聞記事などを、アトリエ悦子のHPで見ることができます。
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by AngeBleu | 2010-06-29 21:58 | 美術・アート

田中悦子展「ベルリンに還る」(3月12日~5月8日)

ベルリン・プレンツラウアーベルクのギャラリー「アトリエ悦子」で開催される、友人でベルリン在住の画家、田中悦子さんの個展のご案内です。
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田中悦子展 "Zurück nach Berlin~ベルリンに還る"
2010年3月12日~5月8日
Atelier Etsko
Immanuelkirchstrasse 15 , 10405 Berlin-Prenzlauer Berg
月~土 13:00~20:00

3月12日(金)19:00からのオープニングパーティーでは、ミチコ・イイヨシさんによるヴァイオリン演奏会があります。お近くにお住まいの方は、ぜひ足をお運びください。

田中悦子さんに聞く
オープニングに先立って、田中悦子さんに今回の展覧会についてお聞きしました。

―半年ほど日本に帰国しておられ、2月にベルリンに戻ってこられたばかりだそうですね。ベルリンでの個展も久しぶりです。「ベルリンに還る」というタイトルにはどんな思いが込められているのでしょうか。
悦子 私が「ベルリンに帰ってきた」という意味もあるけれど、「絵画の原点に還る」という意味あいが大きいです。

―ベルリンが、悦子さんの絵画の原点なのですか?
悦子 そもそも私がベルリンに来たのは、20年前に東京で見たフランク・ディルヘンという作家の作品に衝撃をうけたことがきっかけです。私より2歳上の画家で、私と同じようにミケランジェロの勉強から始め、制作方法も同じで、イエス・キリストをテーマに描いていました。何か運命的なものを感じました。あの絵を見た時は金縛りにあったように動けなくなりましたよ。ポロポロ涙が出たほど。こういう絵を描く人がベルリンにいるなら、絶対にベルリンに行く、ベルリンで制作したい、勝負したいと思って、ベルリンに来ました。それが1998年のこと。でも、ここ5年ぐらいは日常の風景をスケッチしたものを絵にしてきたので、このあたりで、ベルリンに来るきっかけになった絵画の原点に戻って制作したいと思ったのです。

―具体的にはどのような絵画でしょうか。
悦子 イエスの生涯を描くこと。それは、私の幼年期の記憶にもつながるものでもあります。今回の個展では原点に還るという気持ちも込めて、10年以上前の作品も多く展示します。そのほか近作が約10点。ベルリン入りしてからここ3週間に描いた作品3点もあります。

―3週間で3点も描いたのですか? すごいですね。
悦子 今も新作を制作中です。でも油が乾かないと出せないから、今回の展示は無理でしょうね(笑)

―制作と展示準備でお忙しいところ、どうもありがとうございました。
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by AngeBleu | 2010-03-11 00:41 | 美術・アート

『素顔のベルリン 過去と未来が交錯する12のエリアガイド』(中村真人著)

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ベルリン在住のフリーライター、中村真人さんの著書『素顔のベルリン』(ダイヤモンド・ビック社)が刊行され、発売日の今日、早速手に入れました。

中村真人(Masato)さんは、昨年末のベルリン旅行のときにお世話になったガイドさんで、ブログ「ベルリン中央駅」の作者でもあります。ベルリンに興味を持って以来、ずっとMasatoさんのブログのファンだったのですが、このたびの出版で、ネット上だけでなく、書籍という形でMasatoさんの文章が読めるようになったのは本当にうれしいことです。

ちょっと中身をのぞいてみたい人は「地球の歩き方ホームページ」の新刊情報ページをご覧ください。

これは画期的なベルリンガイドブックだと思います。いわゆる有名観光地にとどまらず、ふつうの旅行者はまず行かないような地区(フリードリヒスハイン、クロイツベルク、ノイケルンなど)についてもかなり詳しく書かれています。ベルリンをすみずみまで知り尽くした人にしか書けない、まさに「素顔のベルリン」というタイトルにふさわしい本です。紹介されているカフェやレストランも、ベルリンっ子が日常的に利用しているような店ばかり。写真も雰囲気のある美しい写真が多くて、旅心をそそられます。早くこの本を持ってベルリン散歩してみたいなあ(いつになることやら・・・)。あと、ベルリンの数奇な歴史についてのコラムも充実していて、単なる旅行ガイド以上の「読み物」として価値がある本だと思います。

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裏表紙はこんな感じ。この写真だけも、今までのベルリンガイドとはまったく違うことがわかります。

来月11月9日は、壁崩壊20周年の記念の日。そのイベントを目当てにベルリンを訪れる人も多いでしょう。ぜひこの本を片手に、奥深いベルリンに触れてみてほしいと思います。
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by AngeBleu | 2009-10-03 22:08 | ベルリン点景

『田中悦子展@ギャラリーみるめ』は29日(火)まで

友人でベルリン在住の画家田中悦子さんが現在一時帰国中。東京調布市のギャラリーみるめで個展を開いています。
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ここ半年の間にベルリンで制作した作品が中心です。
深く澄んだ色彩とリズミカルな線が、まるで絵で描いた音楽のようで、現実ではないふしぎな世界に運んでくれる悦子さんの絵。今回はニュアンスをたたえた緑の美しさに心をひかれました。

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今回自分で一番気に入っているという作品の前で。

ベルリンの地名がタイトルになっている絵もあります。
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上から、「ベルリンの月」「ベルリン郊外(クンナードルフ)」「ブランデンブルク門」です。

悦子さんは、9月30日には日本を発ち、ベルリンに帰ります。ベルリンで彼女の絵が観られるのは、プレンツラウアーベルク地区の画廊アトリエ悦子。ベルリン散策の折にはぜひお立ち寄りください!

田中悦子個展
2009年9月18日(金)〜29日(火)
11:00〜18:30 ※23日(水)休み
ギャラリー&カフェみるめ
東京都調布市布田2-32-8
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by AngeBleu | 2009-09-22 13:17 | 美術・アート

インマヌエル教会通りの画家のアトリエ

ベルリン中央駅さんのエントリー家具屋という名のカフェ、石鹸屋という名の服屋を見て、あるアパートのことを思い出し、2年前の写真を引っ張り出してきました。
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これは、2006年12月に、初めてベルリンを訪れたときの写真です。
いかにも“東”という感じのみすぼらしいアパート。東西統一からずいぶん経ったのに、いまだにこんな建物が残っていることに驚きました。しかも、ここはプレンツラウアーベルクのインマヌエル教会通り(Immanuelkirchstr.)。おしゃれなカフェやギャラリーが並ぶ、トレンディーエリアのど真ん中なのに・・・・・・です。当時この建物内に、相棒Tのお父さんである画家M氏の住居兼仕事場がありました。

中はどんな感じなんだろう・・・・・とこわごわ入らせていただきました。昔の東ベルリンには水道もガスもないアパートもあったと聞きますが、ここはシャワーからちゃんとお湯が出るし、セントラルヒーティングもあり、外観のわびしささえ我慢すれば、何不自由なく暮らせるようになっています。
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外観がきれいに塗り替えられてしまったら、きっと家賃も高くなってしまうでしょうから、こうしたボロアパートが残っているのは、貧しい芸術家にはありがたいことなのかもしれません。

2年後の2008年12月に再訪したときも、このアパートはまだこのままでした。このようなボロボロの外観の建物は今では珍しい存在になったらしく、ときどき写真家が撮りにきたりもするそうです。
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by AngeBleu | 2009-04-24 21:28 | ベルリン点景

ベルリン(13)クリスマス市

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ドレスデンのほど規模は大きくないけれど、ベルリンでもあちらこちらでクリスマス市が開かれています。人が集まるところならどこでもやっているといっていいくらい。
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クリスマスオーナメントなど、ドイツならではのかわいらしいものが多く、見ているだけで楽しいです。
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でも、私たちにとって一番の楽しみといえば、食べ物! いい匂いにつられてやってくると、こんなにおいしそうな屋台が。焼きソーセージやほうれん草のくたくた煮、ビーフストロガノフなどなどがほかほかと湯気をたてています。食べずに通り過ぎることなんてできません。お腹いっぱい食べて、あつあつのグリューワイン(ホットワイン)を飲めば、どんなに寒い日でも、体はぽかぽか、とても幸せな気分になれます。
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by AngeBleu | 2008-12-26 22:29 | ベルリン'08 12月

ベルリン(12)プレンツラウアーベルク散歩

プレンツラウアーベルクは、東ベルリンの中心ミッテからもう少し北に位置する地区。観光的な要素はあまりないのですが、ギャラリーやインテリアブティックが軒をつらね、町全体がおしゃれなオープンカフェのようです。2年前、初めてベルリンに来たときに泊まったホステルがこの地区にあり、気取らない自由な空気に惹かれました。今回もこの近辺に宿をとり、朝に夕にふらりと散歩に出かけました。

東ベルリン時代、建物が老朽化するままにほっておかれたため、統一直後は、暗いイメージの地区だったそうです。でもそのぶん家賃が安いとあって、若いアーティストやクリエイターが住み着きはじめ、いつのまにかすっかりおしゃれ地区に変身しました。今では家賃もずいぶん高騰したのだとか。
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古い建物が取り壊されて更地になっている土地もちらほら。表通りの建物は大半がきれいに塗り直されましたが、中庭の奥には、写真の右奥に見える建物のような黒くすすけた建物もまだ多く残っています。

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真冬なのでカフェのテラス席はほとんど出ていませんでした。夏になるともっと開放的な雰囲気になるんだろうなあ。

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古い給水塔が、不思議な雰囲気を醸し出しています。夜に訪れたとき、窓に明かりがついていましたが、今も何かに使われているのでしょうか。
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by AngeBleu | 2008-12-18 21:05 | ベルリン'08 12月

ベルリンの旅 '08 12月(11)ニコライ地区

ヨーロッパに行って楽しいのは、中世の古い街並みの中を歩くこと。何世紀も経た古い民家が修復され、今も大切に住まわれているのを見るにつけ、そこに生きる人々の心の豊かさを感じます。

ドイツでも、ロマンチック街道やメルヘン街道などの観光街道沿いにある街並みが思い浮かびますよね。でも、そういうかわいらしい街並みを期待してベルリンに来たら、がっかりすると思います。ベルリンは、13世紀になって初めて歴史に顔を出す、比較的新しい町。そのうえ、第2次世界大戦で壊滅的な被害を受けているので、中世の街並みはほとんど残っていません。ベルリンは、ドイツにあってドイツでない町なのです。

そんなベルリンで唯一、いわゆる“ドイツらしい”街並みを見ることができるのが、ここニコライ地区です。200m四方くらいのごく狭い一画ですが、ベルリン最古の教会であるニコライ教会を中心に、風情ある中世の街並みが残っています。ただし、この地区も戦災にあっているので、“中世風に”再現された街並みなのですが……。それでも、石畳の路地や鉄細工の看板など雰囲気がよく、昔のベルリンの姿をしのぶことができます。

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感じのいい居酒屋風レストランや、ちょっとのぞいてみたくなるような手工芸の店などもあって、観光客向けの地区かもしれませんが、また訪れてみたい場所です。
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by AngeBleu | 2008-12-17 21:28 | ベルリン'08 12月

ベルリンの旅 '08 12月(11)ヴィンターガルテン

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ケーテ・コルヴィッツ美術館のすぐ隣。公園の奥にカフェがあり、ブルジョワのお屋敷風のたたずまいにひかれて入ってみました。老舗っぽい雰囲気なので、高かったらどうしよう?と思ったけれど、まあ普通の値段。クーダムといえば、ベルリン一番の繁華街。パリでいうとシャンゼリゼ通りのような場所です。でもここは、シャンゼリゼのように観光ずれもしてないし、スノッブさとも無縁。それがベルリンのいいところですね。温室の中にいるような明るいテラス席に座り、熱いカフェ・オ・レでひと息つきました。

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こちらは相棒が注文した「ベルリナー・ピルスナー」。熊のマークがかわいい。

あとで調べたら、やはりとても有名な店のようです。
「Wintergarten(冬の庭)」という素敵な名前でした。
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by AngeBleu | 2008-12-16 23:35 | ベルリン'08 12月

ベルリンの旅 '08 12月(10)ケーテ・コルヴィッツ美術館

若桑みどり『女性画家列伝』を読んでから、ずっと畏敬の念を抱いていたケーテ・コルヴィッツの美術館
にやっと行くことができました。

ケーテ・コルヴィッツは、1867年、ドイツに生まれ、二度の世界大戦を生き抜いた画家。ここ、ベルリンの美術館には、『農民戦争』『カール・リープクネヒト追悼』など、ほとんどの代表作が展示されています。訪れる人もあまりいないので、心ゆくまで作品と向き合うことができました。

特に心を打たれたのは、“母”を描いたリトグラフや彫刻です。全身で子どもを抱きかかえて守る母。死んだ子を抱いて静かに嘆く母。人間の尊厳をこれほどまでに強く美しく表現する作品に出合ったのは初めてです。

20代から晩年近くまでの自画像十数点を集めた部屋も圧巻でした。若いときの彼女は女らしい笑みを浮かべていますが、いつしかその顔から女らしさの痕跡は消えていきます。老齢に達した頃の顔は、もう性別さえ明らかではありません。そこに描かれているのは、ただ真実のみをみすえる強い意志を持つ「人間」です。
これからもベルリンに来るたびに訪れたい美術館です。

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美術館は、UバーンUhlandstr.駅を降り、クーダムからFasanenstr.を少し入ったところ。

宮本百合子の『ケーテ・コルヴィッツの画業』がインターネットの電子図書館、青空文庫で読めます。ナチスの迫害のもとに過ごす晩年のケーテを、戦時下の日本に生きる百合子が思いやって書いた文章です。60年も前に書かれた評伝ですが、今読んでも胸に迫ってくるものがあります。戦時中の日本にもこんなに明晰な知性をもった女性がいたのだなあ。
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by AngeBleu | 2008-12-15 23:11 | ベルリン'08 12月

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