Trans Europe Express


フランス、ドイツなどヨーロッパの旅の話題を中心に、映画、音楽、ダンス、アート鑑賞記録も。
by AngeBleu
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ムージャンのレストラン「ル・カンディーユ」

6月のフランス旅行の最後の日、カンヌ郊外、ムージャンのレストランでちょっとだけ贅沢なディナーを楽しみました。

ムージャンといえば、伝説のシェフ、ロジェ・ヴェルジェ氏が開いたレストラン「ムーラン・ド・ムージャン」が有名ですが、ヴェルジェ氏が引退してからは低迷気味で、ミシュランの星も失ってしまいました。今一番勢いがあるのは、5つ星ホテル「ル・マ・カンディーユ」の中のレストラン「ル・カンディーユ」だといわれています。
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「ル・マ・カンディーユ」は、ムージャンの村からほど近い、18世紀の農家を改装したホテル。糸杉、松、オリーブに囲まれた広大な敷地内にあります。
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コート・ダジュールの雄大な山々を見晴らすテラス。もう7時半過ぎなのに、まだまだ日差しがまぶしいです。
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まずは冷たーいアペリティフで喉の渇きをうるおします。
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前菜は「タタン・ド・フォワグラ、アルマニャック風味」。フォワグラを、リンゴのお菓子「タルト・タタン」風に料理したもので、ここのシェフのスペシャリテだそうです。
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メインは「低温調理した乳飲み仔牛」。素材のよさがじゅうぶんに生かされた一品。
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花々があふれるコート・ダジュールの風景をそのままお皿に描いたような、彩り美しいデザート。

ところどころに斬新な味の組み合わせがありはっとさせられますが、決してやり過ぎることなく、全体に安定感がある料理でした。量もちょうどよく、最後までおいしくいただけました。
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食後のコーヒーを飲んでいる頃、ようやく夕闇に包まれはじめました。最後の夜をこんな素敵なディナーで締めくくることができてよかった♪ カンヌ映画祭の期間中には、映画スターもよくやってくるとか。たしかにカンヌの喧噪を離れてお忍びで訪れるにはぴったりの場所です。今回ご一緒してもらった男性はただの仕事上の友人だったので、残念ながらあまりロマンチックな気分にはなれなかったですが(お勘定もめいめい払いでした・笑)。恋人同士かご夫婦に特におすすめです。

RESTAURANT LE CANDILLE
Boulevard Clément Rebuffel 06250 MOUGINS
http://www.lemascandille.com
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by AngeBleu | 2011-08-26 22:31 | フランスところどころ

美食の村、ムージャン

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南仏旅行最後の日、カンヌ近郊のムージャンMouginsという村に行きました。カンヌから内陸に10kmほど入った丘の上にあり、10分もあればひとまわりできるほど小さな村ながら、美食家たちの間では名の知られた場所です。カンヌに近いのに緑いっぱいで静かな環境のためか、昔からピカソやコクトーら多くの芸術家に愛されてきたそうです。1970年代、フランス料理の巨匠ロジェ・ヴェルジェ氏がレストラン「ル・ムーラン・ド・ムージャン」を開いてからは、世界中のセレブが集まるグルメの村として知られるようになりました。残念ながらロジェ・ヴェルジェ氏は数年前に引退されましたが、今も村には数多くのレストランが集まり、美食の村らしい雰囲気は健在です。
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おしゃれだけどリーズナブルで気軽に入れるレストランが多いようです。
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カンヌ映画祭の時期には映画関係者も多く訪れるとのことで、村の中のギャラリーやお土産屋さんもどこか洗練された感じです。

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村の真ん中にある「アンドレ・ヴィレール写真美術館」。入場無料だったので時間つぶしのつもりで入ったのですが、なかなか見応えがありました。アンドレ・ヴィレールの名は知らなくても、彼が撮ったピカソの写真は誰もが知っているはず。そう、あの有名な、裸で腕組みをしているかっこいい写真です。ヴィレールのほか、ドアノーやラルティーグら有名写真家による、ピカソのさまざまな表情が見られます。しかしピカソはどんなにリラックスしているときも目ヂカラはすごいんですよね…。ピカソは晩年の10年間をムージャンで過ごし、この地で生涯を終えました。ムージャンの村はずれにピカソが住んでいた家が今も残っているそうです。
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写真美術館のもうひとつの見どころ。それは3階の窓から見える風景です。ムージャンの村の赤い屋根の向こうに広がる緑、はるかにカンヌの町並み、そして青い地中海。沖に浮かぶのはレランス諸島。どこまでも明るく晴れ晴れとしたこの景色を見ていると、この小さな村が昔から現在に至るまで、多くの芸術家や映画スターに愛されてきた理由がわかるような気がします。
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by AngeBleu | 2011-08-14 23:03 | フランスところどころ

ラマチュエルの案山子たち

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南国の花があふれる中世の街、ラマチュエル。迷路のように入り組んだ細い道を迷いながら歩いていると、こんなかわいらしい住人に出会いました。
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曲がり角を曲がれば、また別の子がご挨拶。
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これは「NATURE ET EPOUVANTAIL(自然と案山子)」という毎夏恒例のアートイベントだそうです。ラマチュエルの街のいたるところで、陽気な案山子たちが訪れる人々を歓迎してくれます。
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by AngeBleu | 2011-08-08 23:16 | フランスところどころ

花香る中世の街、ラマチュエル sanpo

ガッサンからの帰り道、途中にあるラマチュエルRamatuelleという村に寄ってみました。ラマチュエルは、海からやってくる外敵に備えて要塞化した村。堅固な城壁の中には、迷路のように入り組んだ道が走る「中世の街」がそのまま残っています。
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絵本の中に入り込んだよう。
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歩き進むごとに次々と違う風景が現れます。
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扉の向こうにはどんな人が住んでいるの?と想像しないではいられません。
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思わず叩いてみたくなるようなドアノッカー。
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ブーゲンビリア、夾竹桃、ジャスミン……。家々の壁はどれも色鮮やかな南国の花に彩られ、住む人の心の豊かさが感じられます。
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コート・ダジュールではアジサイもまぶしい太陽の下で輝きます。
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どこを切り取っても絵になる風景。ただ歩いているだけで楽しくなる場所です。

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「中世の街」の外のテラスからの眺め。ガッサンよりも標高が低いので絶景とまではいきませんが、ブドウ畑やオリーブの森、松林の広がるのどかな風景に心なごみます。かつて激しい覇権争いの舞台となった地中海も、今は白いヨットがのんびりと浮かぶだけ。穏やかで平和そのものです。

ラマチュエルへは、ガッサンから約5km。サン・トロペから約10km。サン・トロペからはラマチュエル行きのバスも出ています。
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by AngeBleu | 2011-08-02 22:58 | フランスところどころ

ガッサン~フランスで最も美しい村 sanpo

喧噪のサン・トロペを離れて、中世の村、ガッサンGassinに向かいました。サン・トロペ半島の沿岸部は白砂のビーチが広がる賑やかなリゾート地ですが、一歩内陸に入ると、昔ながらのプロヴァンスの田園地帯。なだらかな丘の斜面に一面のブドウ畑が広がっています。このあたりは、さわやかなロゼで知られる「コート・ド・プロヴァンス」の産地。このまぶしい太陽の光を浴びて育つブドウがやがておいしいワインに姿を変えるのですね。見ているだけで「おいしそう」とうっとりとするような(笑)ブドウ畑を抜けて、どんどん高度を上げていくと、「フランスで最も美しい村」のひとつ、ガッサンにたどり着きます。
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標高200mの村からは、サン・トロペ湾の素晴らしい眺望が楽しめます。さっきまで歩いていたサン・トロペの港が、まるでミニチュアの町のようです。

ガッサンは、ゆっくり歩いても15分ほどで一周できてしまうほど小さな村。
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Rue Central(中央通り)とはいいながら、人がすれ違うのがやっとという細い道。
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古い壁にブーゲンビリアの鮮やかな色が映えます。
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小さなトンネルのある道。コート・ダジュールの典型的な中世の村です。

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こんなに小さな村なのに、さすが観光地。眺めのいい広場にはレストランが集まっていました。
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こんな素敵なレストランでシンプルなプロヴァンス料理を食べながら、コート・ド・プロヴァンスのワインを味わってみるのもいいですね。

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村を去る前に、もう一度、展望テラスへ。美しい村、ガッサンの一番の見どころは、やっぱりこの眺めです。サン・トロペに来たら、ここまでぜひ足を延ばしてみてください。車ならたった15分。本数は少ないですが、サン・トロペからバスも出ています。
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by AngeBleu | 2011-07-27 22:47 | フランスところどころ

サン・トロペで「トロペジエンヌ」を

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ニースから車で約2時間、コート・ダジュールで最も美しい港町、サン・トロペにやってきました。

まだ6月初旬だというのに、週末のサン・トロペは早くもバカンス気分。どの通りも人、人、人……。皆どこか浮き足だってそわそわしている感じ。この雰囲気は、サン・トロペ独特のものです。
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港に並ぶ豪華クルーザーと、それを憧れの目で眺める人々……という、いつものサン・トロペの風景。
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港に面した真っ赤なカフェ「セヌキエ」。1970年代にはサン・トロペに別荘をもつスターたちのたまり場だった場所です。最近ではスターの姿を見かけることは少なくなったそうですが、それでもこの賑わい。

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20世紀初めまで、名もない小さな漁村だったサン・トロペ。そのひなびた美しさに惹かれて、ポール・シニャックら多くの画家たちが住み着き、海辺や港の風景を描きました。スノッブなリゾート地と化した今も、パステルカラーの建物、青い空、まぶしい太陽は変わることなく画家たちの絵心を刺激するようです。港の通りには絵を売る露店がずらりと並んでいます。
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サン・トロペといえば、ブリジット・バルドー。コート・ダジュールの片田舎にすぎなかったサン・トロペを一躍おしゃれなリゾート地に変貌させたのがこの女性。マリリン・モンローと並ぶセックス・シンボルB.B.の伝説は、サン・トロペを舞台にした映画『素直な悪女』(1956)から始まりました。私はテレビで一度観ただけで、内容はあまり覚えていないけど……ラストの、もてあますエネルギーを爆発させたようなB.B.の踊りは印象に残っています。あと、それをなすすべもなくオロオロと見守る夫(ジャン・ルイ・トランティニャン)の情けない男ぶりが妙にツボでした(笑)。

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ピンクやオレンジ色の壁が陽光に映える旧市街は、ほかのコート・ダジュールの町と同じだけど、どこか洗練された感じ。

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リス広場Place de Lice近くの細い通りに、行列のできるパン屋さんがあります。ほとんどのお客さんが買っていくのがこれ。
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サン・トロペ名物「トロペジエンヌ」。実は今回サン・トロペに来たのも、これを食べたかったから♪ このお菓子の名付け親は、なんとブリジット・バルドーなのだそうです。ポーランド出身のパン職人が故郷をなつかしんで作ったケーキを、『素直な悪女』のロケに来ていたバルドーが気に入り、「トロペジエンヌ」という名前を提案したのだとか。
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直径40センチほどのホールを少しずつ切り分けて売ってくれます。1ピース2.30ユーロでした。見かけはとてもシンプルな、単なるクリームをはさんだパン。でも、ほどよいかたさのブリオッシュと上にのったあられ糖の甘さ、そしてたっぷりのカスタードクリームのバランスが絶妙で、なんともいえないおいしさです。1ピースでもかなりのボリュームですが、ぺろりと食べてしまいました。一緒に来たニースに住む友人も「ニースのパン屋さんでも売っているけど、こんなにおいしいのは食べたことがない」と感動していました。

La Tarte Tropezienne
36 rue Georges Clémenceau 83990 Saint Tropez
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by AngeBleu | 2011-07-25 22:47 | フランスところどころ

カンヌから船で20分のパラダイス~サントノラ島

夏真っ盛りという感じのコート・ダジュールですが、まだ6月初旬。現地の友人はみんなお仕事で、平日の1日をひとりで過ごすことになってしまいました。夏のリゾート地でひとり、というのは、ちょっとさびしいものがありますねー。自然の中でひとり瞑想しながら歩けそうな場所は?……と考え、出かけたのがサントノラ島。カンヌ沖に浮かぶふたつの島、レランス諸島のひとつです。カンヌの旧港から、小さなフェリーボートで行くことができます。
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たった20分の船旅ですが、ちょっとだけ地中海クルーズの気分。海から見るカンヌの町並みがきれいです。
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島に着くと、そこはもう別世界。にぎやかなカンヌはすぐ近くなのに、正反対の静寂に包まれています。サントノラ島の歴史は古く、西暦400年頃、オノラという修道士が修道院を建てたのが始まり。島全体がシトー会修道院の所有で、今も30人ほどの修道士が中世の頃と変わらない祈りと瞑想の日々を送っているそうです。
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1周3kmほどの島の周囲は、緑の木陰が心地よいハイキングコースになっています。カトリックの島らしく、ところどころに古い礼拝堂が建っています。
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島のほぼ中央にあるレランス修道院。前庭ではちょうどラベンダーが花盛りでした。
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南国の花が咲き乱れ、甘い香りを放っています。
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音もなく行き過ぎていった修道士。ここでは外の世界とはまったく別の時間が流れているようです。

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船着場と反対側の海岸に出ると、波打ち際に建つ要塞修道院が見えてきます。海賊の襲来が絶えなかった11世紀頃、修道士たちの避難場所として建てられたものだそうです。
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要塞修道院の中は、飾り気もなくひたすら厳格な雰囲気。俗世間を捨て、神に身を捧げる決意をした修道士たちの気持ちが伝わってくるよう。
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屋上からはサントノラ島の全景を眺めることができます。レランス修道院の向こうには、レランス諸島のもうひとつの島、サント・マルグリット島、さらにその向こうにカンヌの町が見えます。
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サントロペ方面の眺め。いつまでも眺めていたくなる青い海。
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こちら側には小さな砂浜が続いています。森に囲まれてブドウ畑があるのがわかるでしょうか? このブドウ畑も修道院のもので、修道士たちによるワイン造りが行われています。地中海の小島で修道士たちが手造りするワイン……と聞くだけで、心ときめきますよね。生産量が少ないので、島の外ではほとんど手に入らないのだそうです。

お昼はサントノラ島でたった1軒のレストランで。運よく、海が目の前に見える最高の席に案内してもらえました。このレストランではなんと、修道院産の貴重なワインをグラスで味わうことができます。
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「Saint Pierre blanc 2007」
あー、おいしい~。さわやかで果実味たっぷり、こんな暑い夏の日にぴったりのワインでした。なんといっても、青く穏やかな海を眺めながら…というシチュエーションが最高です。ただ、場所がいいだけに、お値段は少々高め。ワインと生ハム入りサラダとアイスクリームのデザートだけで、40ユーロ……。まあ、滅多に味わえない心地よい時間を過ごせたのでよしとしましょう。
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by AngeBleu | 2011-07-21 23:48 | フランスところどころ

なぜこんなに青いの!? ニースの海

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1年半ぶりにニースにやってきました。前回は冬だったから、夏のニースは本当に久しぶり。6月上旬、本格的なバカンスシーズン前なので、まだまだ人も少なく落ち着いた感じです。パブリックビーチもこんなにゆったりとしています。それにしても、この海の青さはどうでしょう。やっぱり、コート・ダジュールに来るなら夏ですね~。
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こちらはプライベートビーチ。私はこのプライベートビーチというものに入ったことがないのです(友人はみな庶民派なので、一緒に行ってくれる人がいないんです……泣)。一度はこういうところで過ごしてみたいな~。白ワインのボトルなど頼んで、日がな一日ぼーっと寝そべっている……なんて怠惰で優雅なバカンス、憧れます。
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これは「HiHotel」という最近できたニースでは珍しいデザインホテルが所有する「Hi Beach」。ホテルはかなり奇抜なデザインで好みが分かれそうですが、このビーチはわりと普通。でもどことなくおしゃれな感じです。

プライベートビーチといっても、別に敷居が高いわけではなく、入場料を払えば誰でも使えます。HiBeachの場合、1日22ユーロ。ニースのビーチは石浜なので、長く過ごすならマットとパラソルがあるプライベートビーチのほうが快適ではないでしょうか。シャワーや更衣室はもちろん、レストラン、バーもあり、Wi-Fiも無料です。
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海岸通りのプロムナード・デザングレ。ジョギングをする人、自転車で走り抜ける人……みなそれぞれに、リゾートの時間を楽しんでいます。
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何をするでもなく、ただ海を眺めているだけの人もたくさんいます。お金があってもなくても、若くてもそうでなくても、誰もが生きる喜びを味わえる……それがニース。
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ここは海岸近くのマセナ広場。数年前のトラム開通を機に、歩行者専用に整備されました。中心街に車が入ってこなくなったおかげで、ニースの町はかなり快適、かつエレガントな雰囲気になったような気がします。……ところで、あの高い柱の上に座っておられる方は誰?
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夜になると、このように七色に輝きます。トラム開通と同時に生まれた14のパブリックアートのひとつで、Jaume Plensaという現代アーティストの作品。ニースは夜の散歩も楽しい町です。
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by AngeBleu | 2011-07-17 22:53 | フランスところどころ

ヴナスク~フランスで最も美しい村

「フランスで最も美しい村」のひとつ、ヴナスクVenasqueを訪れました。カルパントラから約12km。両側に果樹園の広がるのどかな田舎道を走っていると、岩山の上に小さな村が見えてきます。
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ヴナスクの歴史は古く、紀元前1世紀頃にはすでにローマの街道を見下ろす要塞の町が築かれていたといいます。中世には、カトリックの重要な都市となり、司教座が置かれていたこともありました。
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もとはカテドラル(司教座聖堂)があった場所に再建された小さな教会。中には、15世紀アヴィニョン派の画家による素晴らしい『キリスト磔刑図』があります。また、裏手にある洗礼堂は、6世紀のもので、フランス最古の宗教建築のひとつとされています。
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村のメインストリートの両側には、丁寧に修復された古い家々が並んでいます。
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そのうちの何軒かは、かわいらしいシャンブル・ドットになっていました。
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村のまんなかにある泉水広場(Place de la Fontaine)。この広場に面したところに、ちょっといい感じのレストランを見つけました。その日はすでにほかのレストランに予約を入れていたので食べることはできなかったのですが、お願いして中だけ見せてもらいました。
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古い街並みに溶け込んだ外観からは想像できないモダンな内装です。
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泉水広場を見下ろす窓際のテーブルは「カップルにおすすめ」とのこと。値段がとてもお手頃なうえ、なんと日本人のサービススタッフがいるので、フランス語がわからなくても安心してフランス料理が楽しめそうです。
Côté Fontaine
Place de la fontaine 84210 Venasque
Tel:04 90 66 64 85

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村の外側には、中世の城壁が一部残っています。壁の最も古い部分は、紀元前2世紀にさかのぼるのだとか。人口1000人にも満たない小さな村に、こんなに多くの歴史遺産があることに驚きます。「美しい村」とは、ただ外観が美しいだけでなく、古いものを大切に守る心を持った村に与えられる称号なのですね。
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城壁横のテラスからは、深い緑に覆われたカルパントラ平野とヴァントゥー山の素晴らしい眺望が得られます。同じ風景をローマ時代の人々も眺めていたのかと思うと、ちょっと胸が熱くなりました。
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by AngeBleu | 2011-07-16 01:19 | 南仏プロヴァンス

おいしいものを探しにカルパントラへ(2)

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昔ながらのプロヴァンスの田舎っぽさが残る町、カルパントラの街角で、ちょっとおしゃれな外観のお店を見つけました。「パティスリー・ジュヴォー」。東京(広尾)にもお店がある人気のパティスリーの本店は、なんとここ、カルパントラにあるのです。
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きれいなケーキが並ぶショーケース。
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カルパントラに似合わず(?)かわいらしい装いのお菓子がいっぱい。
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素朴な木の実のタルトもおいしそう。
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日本でも人気の「J」のマークが入ったチョコレート。

サロン・ド・テもあるので、お茶を飲みながらゆっくりお菓子を楽しめます。でも私たちはお昼ごはんでお腹いっぱいだったので、それはパス。「夜のデザート用に」と、信子さんがケーキを買ってくれました。
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私が選んだのはこれ。ピスタチオのクリームをはさんだミルフィーユです。素朴でありながら、甘さ控えめでとても洗練された味でした。

Jouvaud
40 r Evéché 84200 CARPENTRAS

カルパントラでもうひとつ見つけたおいしいもの。それは、チーズです。
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ユダヤ教会のある広場に面したチーズ専門店。おいしそうなのがいろいろ並んでいます。「この地方のチーズでおすすめのものはどれ?」と聞くと、これを勧めてくれました。
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山羊のチーズ、2種。左がle sain gens、右がpicodon。いやー、感動的なおいしさでした。どちらも、それぞれに。ミルク感たっぷり、とろとろとろける食感がたまりません。もともと山羊のチーズは好きなほうですが、今まで食べたどのチーズよりもおいしかったです。食べ頃もちょうどよかったのでしょうね。これを食べるために、またフランスに行きたいと思うくらいです。ちなみにお値段は、どちらも3ユーロ以下でした。

Vigier Auguste
23 Place Maurice Charretier - 84200 Carpentras
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by AngeBleu | 2011-07-10 20:58 | 南仏プロヴァンス

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