Trans Europe Express


フランス、ドイツなどヨーロッパの旅の話題を中心に、映画、音楽、ダンス、アート鑑賞記録も。
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樫本大進のバッハ@サントリーホール(2月28日)

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2月最後の日曜日だった昨日、サントリーホールで開かれた、樫本大進のリサイタル「バッハの無伴奏ヴァイオリン」全曲演奏会に行ってきました。といっても、私は後半の第2部(パルティータ第2番、ソナタ第3番、パルティータ第3番)しか行けなかったのですが……第1部も無理してでも行っておけばよかったと後悔。一台のヴァイオリンから無限に広がる世界に圧倒され、改めてこの曲の偉大さを実感しました。

樫本さんの演奏は、強烈な個性を前面に出すというよりも、バッハの音楽にまっすぐに向き合った誠実さ、すがすがしさが感じられるもの。特にソナタ第3番とパルティータ第3番がのびやかですばらしかったです。とてもさわやかな気分で演奏会場をあとにすることができました。

昨年ベルリンフィルのコンサートマスターに就任(内定)された樫本さんですが、ソロ活動はこれまでどおり続けていかれるとのこと。これからの活躍が楽しみです。コンマス姿も一度見てみたいものです。ベルリンフィルのデジタルコンサートホール……気になりつつもなんとなく登録をためらっていたのだけど(パソコンも英語も苦手なので……)一度試してみようかなあ。
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by AngeBleu | 2010-03-01 20:40 | 音楽

エッシェンバッハ&パリ管のマーラーがネットで聴ける!

エッシェンバッハの誕生日記念コンサートの生中継、結局、パリ管のサイトからは見ることができず、「Arte Live Web」という映像配信サイトで同じものをやっていたので、そちらのほうで観ました。モーツァルトのピアノ協奏曲第12番と第23番。エッシェンバッハのピアノは、みずみずしく繊細で、そこはかとない暗さを帯びた、非常に美しい演奏でした。アンコールでは23番の第2楽章が再び演奏されました。モーツァルトの緩徐楽章の中でも最も深い悲しみをたたえたこの曲がアンコール曲として選ばれたことは、今日の演奏会が誕生日コンサートであると同時にお別れコンサートだということを感じさせ、しんみりとしてしまいました(エッシェンバッハは今シーズンでパリ管の芸術監督を退任)。このコンサート、「Arte Live Web」で5月20日まで観られるようです。

ところで、私は「Arte Live Web」という映像配信サイトを初めて知ったのですが、これすごいですね。オペラ・バスティーユの「ウェルテル」とか、チョン・ミョン・フン指揮のフランス国立放送管など、最近の演奏会がいろいろと配信されています。これからもチェックしなくては。

そして、パリ管のサイトでは、現在、マーラーの第2番「復活」を配信中です。エッシェンバッハとパリ管は、2006年9月から2009年10月まで、マーラーの交響曲全曲演奏に取り組んできました。これから1か月に1曲ずつ演奏順に配信されるとのことです。映像も凝っていておもしろいし、ネットで無料でこんなすごい演奏会が視聴できるなんて、信じられないです。相棒はあとで高額の請求が来るんじゃないの?なんて言ってます(笑)。ほんと、世の中進んだものですね。
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by AngeBleu | 2010-02-21 16:27 | 音楽

2月20日(土)エッシェンバッハ誕生日コンサート@サル・プレイエル(パリ)

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さきほど来たパリ管のメールマガジンで知ったのですが、本日(2月20日)、クリストフ・エッシェンバッハの70歳の誕生日記念コンサートが、パリのサル・プレイエルで行われ、パリ管のサイトで生中継されるそうです。演目は、モーツァルトのピアノ協奏曲12番と23番。インターネット中継とはいえ、エッシェンバッハの生ピアノが聴けるのがうれしい!! インターネット中継というものを見たことがなく、私のネット環境でも大丈夫なのか、少し不安ではありますが……とりあえず、フランス時間の17時(日本の深夜2時1時)を楽しみにしたいと思います。

インターネットコンサートについての詳細は、パリ管弦楽団公式サイトへ。
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by AngeBleu | 2010-02-20 13:41 | 音楽

ベルリン古楽アカデミー@厚木市文化会館(2月14日)

ベルリン古楽アカデミーの『ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会』。12日の東京公演が早々に完売してしまったので14日の厚木公演に行くことにしました。……でも厚木ってどこ?(すみません、関西人なもので、関東圏の地理は全然わからないんです)……とりあえずこれに乗れば確実に行けるだろうと思って新宿から「本厚木」行きの各駅停車に乗ったら、1時間半もかかってしまいました。遠かった~。でも、わざわざ出かけたかいがありました。本当にすばらしい演奏会でした!

ブランデンブルク協奏曲は、モダン楽器での演奏しか聴いたことがなく、派手派手しい宮廷音楽風な感じがちょっと苦手だったのですが……今回の演奏会に行って、この曲に対するイメージが180度変わりました。ベルリン古楽アカデミーの演奏は、キビキビと現代的で、なんとも爽快。(モダン楽器より古楽器のほうが現代的に聴こえるというのもおもしろいです)。実は私、1番から6番までの違いもよくわかってなかった(全部同じような曲に聴こえていた……)のです。なんと楽器編成がそれぞれまったく違うのですね。。

第1番:2本のホルン、3本のオーボエ、ファゴット、ヴィオリーノ・ピッコロのソロ
第2番:トランペット、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリンのソロ
第3番:ソロ楽器がない弦楽合奏
第4番:ヴァイオリン、リコーダーのソロ
第5番:ヴァイオリン、フラウト・トラヴェルソ、チェンバロのソロ
第6番:低弦のみの弦楽合奏

実際に見たおかげで、どれが何番かばっちり覚えられました。視覚的にも大変楽しい曲ばかりです。音が次々と生まれてあちこち動き回る様子が目に見えるんです! 3番の第1楽章で旋律を高弦から低弦へ順に受け渡していくところなど、ゾクゾクしました。

ヴァイオリンのミドリ・ザイラーさんは、名前からして日本人の血をひいていらっしゃるのでしょうか? 4番の第1楽章のソロ、むちゃくちゃかっこよかったです。6番ですばらしいソロを披露したビオラの男女は終始実に楽しそうに演奏されていました。ときどき目を合わせてはハニカミ笑い(違うかな)、とても微笑ましかったです。ベルリン古楽アカデミー、次はいつ来日してくれるのでしょう。また必ず行きたいと思います。
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by AngeBleu | 2010-02-15 21:05 | 音楽

オランジュ音楽祭2010年

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オランジュの野外音楽祭「Les Choregies d'Orange」2010年のプログラムがすでに発表されています。

7月15日、18日 21:45
歌劇「トスカ」
指揮:ミッコ・フランク
管弦楽:フランス国立放送管
キャサリン・ネイグルスタッド(トスカ)、ロベルト・アラーニャ(カラヴァドッシ)

7月17日 21:45
オペラ・アリア・コンサート
指揮:ジョヴァンニ・アントニーニ
管弦楽:フランス国立放送管
ナタリー・デセイ、フアン・ディエゴ・フローレス

8月4日、7日 21:30
歌劇「ミレイユ」
指揮:アラン・アルティノグリュ
管弦楽:ボルドー・アキテーヌ管弦楽団
ナタリー・マンフリーノ(ミレイユ)、フロリアン・ラコーニ(ヴァンサン)

8月6日 21:30
シンフォニー・コンサート(チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、交響曲第6番)
指揮:クワメ・ライアン
ピアノ:ファジル・サイ
管弦楽:ボルドー・アキテーヌ管弦楽団

より詳しい情報は、公式HPでどうぞ。

さすが有名な音楽祭だけあって、旬の指揮者、演奏家が揃ってます。オランジュ音楽祭は値段が高いといわれますが、一番安い席(オペラ50ユーロ、コンサート14ユーロ)でも、音はよく聴こえるし、劇場全体が見渡せてとてもおもしろいですよ。

問題は、オランジュにはホテルがあまりないので、泊まる場所を探すのが難しいこと(シャンブル・ドットのVilla d'Arcさんの場合、1年前からすでに予約が入っているそうです)。オランジュに宿がとれなかった場合、近郊の町(シャトーヌフ・デュ・パプ、アヴィニョンなど)に宿をとって、帰りはタクシーで、ということになります。行きで使ったタクシーに終演後迎えに来てもらうよう交渉しておくといいでしょう。

オランジュの町を歩く
オランジュのシャンブル・ドット「Villa de l’Arc」
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by AngeBleu | 2010-02-04 20:42 | 音楽

ブロムシュテット&チェコ・フィル『ブルックナー8番』(11月23日@サントリーホール)

ヘルベルト・ブロムシュテット指揮チェコ・フィルハーモニーのブルックナー『交響曲第8番』の演奏会に行きました。ブロムシュテットさんのブルックナー、一度生で聴いてみたかったんです。期待どおり……というか期待以上のすばらしい演奏で、ラストは涙が出るほど感動、興奮しました。

N響アワーでよくお見かけするので、初めてという気がしないブロムシュテットさん。いつもながら、80歳を超えているとは思えない、溌剌とした指揮ぶりに見惚れてしまいました(指揮者の表情がよく見えるLAブロックだった)。巨匠というより、今まさに油の乗り切った壮年の指揮者という感じ。チェコ・フィルについては何も予備知識がなかったのですが、野性的な力強さがある、とてもいいオーケストラでした。重量感ある低弦部にしびれ、管楽器も(特にフルート)、ティンパニもよかった。ところどころアンサンブルが崩れたような部分もあったけれど、そんなの些細なことだと思えるくらい、スケールの大きな立派な演奏でした。特に3楽章終盤から終楽章は圧巻。フィナーレに向けての疾走感、高揚感がたまらなかったです。

客席の一体感もすばらしくて、演奏中はこれ以上ないほどの静寂、演奏後の拍手は熱くいつまでも鳴り止まず……、それもまた感動的で、ほんのりあたたかな心で帰路につきました。やっぱり生の演奏会、もっと行きたいものだと思いました。残念ながら今年はこれが最後のクラシックの演奏会なのです。でも1年をこのようなすばらしい演奏会で締めくくることができ、本当に幸せでした。
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by AngeBleu | 2009-11-24 23:08 | 音楽

バンベルク交響楽団のブラームス@サントリーホール(10月20日)

秋も深まってきました。秋にふさわしい音楽といえば、ブラームス……というわけで、バンベルク交響楽団のブラームス・チクルスのうち、最終日の昨夜(20日)の演奏会に行ってきました。曲目は「大学祝典序曲」「交響曲第3番」「ピアノ協奏曲第1番」。指揮はジョナサン・ノット、ピアノはピエール=ロラン・エマールです。

バンベルク交響楽団のブラームスは一度生で聴いてみたいと思っていました。1968年のカイルベルトとの来日公演の録音が、私の中での「ブラ4」の決定版です。洗練とはほど遠いゴツゴツとした演奏ですが、一種異様な迫力に満ちていて、これぞドイツのオケのブラームスという感じ。

そんな古風な演奏を想像していたのですが……。昨夜聴いたジョナサン・ノット指揮のブラームスは、武骨さや渋さはあまり感じられず、むしろ現代的で軽やかな印象を受けました。そりゃあ、40年前と同じ音が今も残っているわけはないですよね。それでも、ほどよく鄙びた、あたたかく豊かな響きがすばらしく、ああ、やっぱりブラームス好き……と夢見心地にさせてくれました。

交響曲第3番はもちろんよかったのですが、今まで2番に比べておもしろくないと思っていたピアノ協奏曲1番が、実はとてもいい曲だということがわかったのが収穫でした。特に2楽章がこんなにチャーミングだったとは! ピエール=ロラン・エマールの、感情を込めすぎないクールな演奏が、この曲の奥深さを引き出していたような気がします。
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by AngeBleu | 2009-10-21 23:41 | 音楽

エッシェンバッハ&パリ管「ブル9」ふたたび

NHK-FMベスト・オブ・クラシック、今週は「パリのオーケストラ特集」で、なかなか楽しい1週間でした。パリのオーケストラはまさに百花繚乱。フランス国立放送管がすごくうまいことがわかり、シャンゼリゼ管弦楽団は逆にかなり下手(ごめんねー笑)ということがわかりました。木曜日のコンセール・スピリチュエルが聴けなかったのが残念。

最終日の今夜は、エッシェンバッハ指揮パリ管弦楽団の登場です。曲目はリヒャルト・シュトラウスの歌劇「カプリッチョ」と、ブルックナー「交響曲第9番」。今年の5月11日にデンマークで録音されたものです。エッシェンバッハとパリ管の「ブル9」は、今年4月にパリで聴いて非常に感動したので、再び聴けるとあって今夜の放送は特に楽しみにしていました。

なんといえばいいのでしょう。この世のものとは思えない美しさです。もうほとんどあの世に一歩踏み込んでしまったような・・・。私はどちらかといえば爆演気味のブルックナーが好きですが、9番に限っては、このような押さえに押さえた繊細な演奏がいいですね。ブルックナーを聴いて涙が出ることはあまりないと思うのですが、今夜の演奏では「法悦」とでもいいたくなるような感情におそわれ、何度も涙があふれ出てきました。ブルックナーの死によって未完成に終わった曲ですが、第3楽章で終わりでいいんじゃないの? そう思えるくらい完成された演奏でした。
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by AngeBleu | 2009-10-09 23:33 | 音楽

ティーレマン指揮ベルリンフィル「ブルックナー8番」

NHK FMベストオブクラシック、今週は5夜にわたってベルリンフィルハーモニー管弦楽団の最近の演奏会の録音が放送されました。最終日の今夜は、2008年12月13日に行われた、クリスティアン・ティーレマン指揮の「ブルックナー交響曲8番」。その前日12日の同じ演奏会を実際に聴いたのですが、なんとなく消化不良というか、素直に感動できなかったのですよね。聴衆の反応もいまいちだったし。でも、13日に聴いた人の話では、かなり盛り上がってよかったとのことなので、12日は初日で乗りが悪かったのかなあなどと思っていました。今回、その盛り上がった13日の放送が聴けるということなので、仕事を早々に切り上げて、夕食も早めに済ませて、19時半にラジオの前に。

感想は・・・管楽器は私が聴いた日よりはよく鳴っている気がしました。聴衆も盛り上がっていました。でも全体には、現地で聴いたとき感じたのと同じ印象を持ちました。演奏は確かに立派だし、部分部分では非常に美しく、せつな的な快楽を味わえるのですが、それが全体につながっていかないというか・・・音楽に詳しくもなんともない私がこんな感想を言うのも気が引けるのですが・・・

番組の最後、7分ほどの余った時間の穴埋めに放送された、イザーイの「無伴奏バイオリン・ソナタ」(演奏はヒラリー・ハーン)とパーセルの「シャコンヌ」。これがふたつともすごくよかったのが収穫でした。ベルリンフィルとは何の関係もなく、これらの曲が選ばれたのは、長さがちょうどよかったからという理由だけでしょう。でも、この短いふたつの曲が、1時間何10分のブルックナーの印象を消してしまったのです・・・
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by AngeBleu | 2009-08-14 22:33 | 音楽

ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ@サントリーホール(6月20日)

ジャン=フレデリック・ヌーブルジェのピアノリサイタルに行ってきました。このピアニストは前からなんとなく気になっていたのですが、今回の演奏会に行くことを決めたのは公演1週間前。彼がソリストとして登場したN響定期演奏会のFM生中継を聴き、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番の若々しく晴れ晴れとした演奏に魅せられたからです。リサイタルのプログラムは、次のとおり。

バッハ(ブラームス編曲):シャコンヌ
ブラームス:ピアノソナタ第2番
ベートーヴェン:ピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」

シャコンヌは別として、なんとも骨太というか、難しそうな曲(聴き手にとっても)が並んでいます。実は、私、ブラームスのピアノソナタは聴いたことないし、「ハンマークラヴィーア」はいくつかCDを持っているけれど、途中で気が散ってちゃんと聴き通せたためしがない・・・。しかし、この日のヌーブルジェの演奏は、そんな難解なイメージを振り払ってくれる素晴らしいものでした。特に「ハンマークラヴィーア」の最終楽章のかっこよさといったら! やはりこの人の魅力は、はじけるような若々しさ、明るさ。ジャズの即興演奏のような、いい意味の軽さがあります。アンコールは「イタリア協奏曲の第3楽章」「自作曲」「ショパンの練習曲の中の1曲」でした。演奏会の曲目とは対照的な曲ばかりで、これもたいへん楽しめました。バッハ、ショパンをメインにした演奏会も聴いてみたいものだと思いました。

今回運良く前のほうの席が手に入り(サントリーホールの1階に入るの初めて・・・)、間近で顔を見て彼の若さに改めてびっくり。1986年生まれだから、まだ22歳というのはわかっていたけれど、見た目はそれ以上に幼く、高校生といっても通りそうな風情なんです。そんな少年のようなピアニストがこんな立派な演奏をするんですからねえ。今後の活躍が本当に楽しみです。

会場では、7月発売予定の「ハンマークラヴィーア」の入ったCDを先行発売していたので、購入。愛聴盤になりそうです。もちろんサイン会にも並びました。フランス語で挨拶したけれど、ちょっと面倒くさそうな感じで対応されました(笑)いかにも気まぐれなフランス人、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェです。
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写真ではなぜかいつも理科系のオタク少年のようですが、実物はかなーり男前です。
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by AngeBleu | 2009-06-22 18:01 | 音楽

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