Trans Europe Express


フランス、ドイツなどヨーロッパの旅の話題を中心に、映画、音楽、ダンス、アート鑑賞記録も。
by AngeBleu
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ノルマンディーの旅(8)モン・サン・ミッシェルのオムレツ

モン・サン・ミッシェル名物といえば「オムレツ」。“名物にうまいものなし”を地で行く(高い、不味い……)とよくいわれますが、やはり一度は試したくて、泊まったホテルの付属レストラン「ラ・メール・プラール」に行ってみました。
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1888年、ヴィクトル・プラールと妻アネットは、モン・サン・ミッシェルに宿屋を開きます。当時、モン・サン・ミッシェルと対岸を結ぶ堤防はまだなく、旅人は潮が引くのを待ち、徒歩で潟を渡ってやってきました。お腹をぺこぺこに空かせてたどり着いた旅人のために、簡単にできてすぐに出せる料理はないかとアネットが考案したのが、オムレツです。卵をめいっぱい泡立てて、薪でふわふわに焼き上げたオムレツは、旅人たちの間で評判になり、いつしか「プラールおばさんのオムレツ」として世界中に知られるようになりました。

今では観光客相手の高級レストランに様変わりしていますが、名物のオムレツは昔と同じ方法で作られています。レストランの厨房は一般に公開されていて、卵を泡立て、大きなかまどで焼くパフォーマンスを見学することができます。
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リズミカルに卵を泡立てるお兄さん。
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レストランや廊下の壁一面に、この店を訪れた著名人の肖像画とサインが飾られています。古くはトロツキーや周恩来、シャルル・ド・ゴールにチャーチルも訪れたそうです。日本の皇族の写真や、サッチャーさんとミッテランさんが一緒に写っている写真もありました。

55ユーロのコースもありましたが、私たちはア・ラ・カルトのメインを2品頼み、ふたりでシェアすることにしました。

オムレツは何種類かありますが、ただ添えてあるものが違うだけのよう。

-オマール海老入り 18ユーロ/100g(ただし最低250gからなので、実際は45ユーロ)
-季節の野菜入り 38ユーロ
-フォワグラ入り 42ユーロ

オムレツが5000円近くするなんて信じられないですよね~。でもまあ、卵を食べるのではなく、歴史を味わうと思って納得するほかないでしょう。やけくそで(笑)一番高いオマール海老入りのオムレツを注文。
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想像していたよりずっとおいしかったです。オムレツだけだと薄味で飽きてしまうかもしれませんが、オマールと一緒に食べると、ちょうどいい感じ。ふわふわの食感も、ほかでは味わえないものでした。
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もう一皿は、プレ・サレの背肉のロースト。「プレ・サレ」とは、海の潮を含んだ草を食べて育ったため、ほのかに塩味がするという羊肉で、これもモン・サン・ミッシェルの名物です。塩味はわかりませんでしたが、柔らかくてとてもおいしい羊肉でした。

すすめられたロワールの白ワインも華やかな香りでおいしかった~。ハーフボトルで24ユーロと、これもかなり高いですが。
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あまりにも高額なので、外でメニューを眺めるだけで終わる人も多いです。メニューは日本語併記。ちなみに14:30~18:00なら、28ユーロでオムレツが食べられるようです。勘定書を見てショックを受けたくない人は、食事時間を外した時間帯に行ってみてはいかがでしょうか。

<おまけ>
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ホテルの部屋の鍵についていたキーホルダー。同じものをお土産屋さんで見つけたので記念に買いました。
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by AngeBleu | 2010-06-24 00:43 | フランスところどころ

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